朗読LIVE 18 夏帽子(前半)
青年の時は、だれでもつまらないことに熱情を持つものだ。…
そう、傍からみれば何それっていうものに、なにやら妄想が膨らむのだ。そして、突っ走り、ある時ハタと我に帰る。または、何か別のものに取り憑かれて、引き出しの奥かどこかにやってしまう。それが年を経て発掘されたりなんかして、懐かしかったり、赤面モノだったり。
青年って、不思議なものだ。しかし、大人になっても、何かの弾みに青年が顔を出すことはあるのだけど。
夏帽子(前半) 萩原朔太郎
朗読は、2分15秒頃からです。
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