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3331熱中教室レポート「メガネ男子の歴史と今〜日本人編」その1
3331熱中教室
土曜日2限目レポートその1
「メガネ男子の歴史と今〜日本人編」
1月31日の15時、久々の3331アーツ千代田。前庭には某アイドルのファンとおぼしき人々が集っており、楽し気に写真を眺めていた。さすが秋葉原に程近い場所である。いきなりアウェイ感に陥った。
少し不安になりながら、入り口に向かう。会場が間違ってないことがわかり、大変ほっとした。
教室に入ると「とんぼのめがね」が流れていた。メガネ男子の授業のBGMとして多分、ふさわしい。
講義が始まりそうになり慌てて着席するが、机にうまく馴染めない。久しぶりすぎて、教室の作法を忘れていたのだ。
ああ小さな頃は遠くなりにけり、と思った。
さて授業開始。
自らもめがねを着用した福田里香先生(お菓子研究家)はおっしゃった。
曰く、10年代はメガネ男子のカンブリア紀であると。
その後日本のメガネ男子の歴史が語られ始める。メガネ男子が初めて登場したのは「ハシムラ東郷」。そこでは挿絵でしかなかったものが、戦争が近づくにつれ、日本人イコール眼鏡、出っ歯の小悪党、という感じで利用され、カリカチュア化された。
戦後、水木しげるが描いた兵隊にもそのイメージが残されている。戦争を美化させないための、あえての描写ではないかという福田先生。
その後もメガネ男子の夜明けはしばらく来ず、メガネは良くて秀才、悪くてずる賢い、弱いなどのキャラクターを印象づけるものであった。例えばのび太は弱めのキャラクターだし、「愛と誠」の岩清水はひたすら「見つめる」キャラだった。
そして主役キャラはみんなメガネをかけなかった。(のび太は主人公ではない…残念ながら)
そんなメガネ男子に光を当てたのが陸奥A子。普通にかっこいいボーイフレンドとして、メガネ男子を描いた。
一条ゆかりのとんがったメガネではなく、ボーイネクストドアなメガネ。アイビールックの影響を受けた陸奥A子のキャラクターが浸透し、メガネキャラは輝き始める。
ここまでで何回も目から何かが落ちていった。学ぶって面白い。さすが熱中教室。先生の熱さが光ります。
さて、この後、続きます。
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