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2023お盆、お迎えの日に思ったこと…
思い出の味。
口に残る味、記憶に残る味。
たくさんあるけれど、その中にも、
「作り方を聞いておけばよかったな…」とか、あれこれ後悔するものって時にあります…。
思い出は海産物、かな…?
ぱぱぱっと、素早く処理してくれたり、
保存食にしてくれたり。
コトコト時間料理をしてくれたり。
様々なエピソードを聞かせてくれたり。
その甲斐甲斐しい変身ぶりに時に驚く事もありつつも、
家族と料理って、味って、何処かで繋がりますね。
母を介したり、父を介したり。
話だけであったとしても、料理をする姿を想像することが、ちょこんと並ぶとことか、
その羽根を無限に膨らませてくれるのです。
見学&食べる専門に近い存在だったとしても、いつの間にか、自らメニューを決めてレシピ検索して作ってくれていたり…。
そんなお出迎え、いいなぁって…。
ほっこりと、ね。
ウキウキしながら聞いたりして🤭
そんな変身物語も、ね。
ご相伴にあずかる前に終わってしまったけれども…。
ずいぶん本格的に腕前が上がっていたと聞いています。
まさかのギャップに驚きつつも、肉じゃがを作ったり、えっ?という驚きの日々でした。
最後の約束、守れなかったけれど、仕方ないなと、こればかりは抗えないことだからと、今は少しだけ、思えるのです…。
心の中に、いろんな出来事が住んでいて、それがムクムクとおきあがっては、ぱくりと食べられてしまって、大慌てで、なんとか逃げ出すみたいな、そんな弱々になりきってしまうことって、ありませんか??
ぱくりに勝つには、やっぱり、ふっと思い出しながら、美味しいものをもぐもぐと食べるしかないのかなぁって思いました。
懸命に糸を手繰るみたいにして、大切な思い出を…。ね。
そういうのが、プライスレスであり、そのひとだけの宝物であって、誰にも奪えなくって、譲れないものになっていくのだなぁって考えるのです。
そのひとつひとつが、そのひとを形作っていき、その後を大きく変えていくのかも知れないなぁって。
ぎゅいんと大きく変わってみえてしまうかもしれないけれど、たぶんね、どんなひとも、深い深い大きな芯の処は、ゆるゆると残っている気がしてならないのです。
きっとよい部分、が。
ぴかぴか✨と輝いていられた夢みたいな時間や、無邪気でいられた時間の姿なのかも知れません。
ほんとに憧れるのは、そういう部分を全面に押しだしたまま、大人で居られるひと達。
もう手の届かない世界になってしまったけれど、そこにはきっと、ものすごいココロの力があったのだと思うのです。
そのチカラを感じて、ワクワク過ごせたのだから、確かそういう時間はあったのだから、
それを忘れないようにしていけばいいのかなぁって、思ったのです。
一緒に居られるだけが幸せじゃなくて、過ごした時間の濃さが大事なんだって考えるのです。
あまりにも濃縮されすぎて、たぶんね、もう…と思うから、そういう感覚を持った世界にはそっと堅くないやわらかな蓋をして。
ぎゅっと締めるのとは、少し違って。
そしたら、そしたら、まっすぐに、
しなやかに、強い風にもたおやかに、
ふわりふわりと揺れるすすきの穂のように、
進んでいけそうな気がして。
誰に理解して欲しいわけでもなくって。
自分でそうあればいいのではないのかなって感じたので、記しますね。
てくてくと、不確かながらも、足跡はついていくから。
ふりかえったら、意外としっかりとついているじゃない?なんて思ったりして。
それがめちゃくちゃに辛いことだとしてもね。時間をかけても、自分の力で立ち上がれたから、巨大なきっかけは貰ったけれど。
たぶんね、歩いていけそうなんだ。
また、くよっとして、ぺたりと座り込みそうだけど。そこが私なんだけど。
時々、ぽけーっとココロが空っぽになるんだけど。
それでも進んでいかなくては、ならないのだから。自分で選んだ道なのだから。
ただでさえ、道の先には後悔や迷いが待っているのに、それを自分で決めたのだからと、誰のせいにも出来ないよねと、そこで思い知るのです。
自分に刻むのです。
あ、そうだったなぁって。
あれれ。
大脱線。ふふふ。
またまた、やらかしましたね🤭
食べるって、深いなぁ。
思い出って、深いなぁ。
いろんな事、考えるきっかけを使ってくれたり、そうだなぁって思い知ったり。
またもう一回、わくわく出来る場所にたどり着いたとしたら…。
そこで、今までのいろんな気持ちやちからを総動員していかなくては、ゆるりゆるりと…って考えるのです。
揺るすぎず、締めすぎず。
そしたら、今度は、何が見えるのかな?
どんな瞬間がみえるのかな?
ぺしゃんこだけじゃなくって、ふわっと信じられない贈り物をもらえることもあって。
何か欲しいわけではないのだけれど、時々、ふわっと舞い降りると、うわーっと、嬉しくなってしまう。そんな世界。
そういう世界。
…なのかなって思いながら、その重さも知り始めて。そしたら、きゅーっとなるけれど。
私の選んだ道。
私のいいなぁって思った道。
ついていきたいなぁって感じた道。
一緒にって思った道。
てくてくと音は軽くとも、一歩は重い。
いろんなものをしょって。
よっこいしょって。
思い出も、自分の気持ちも。
よっこいしょって。
たのしいなって思ったら不謹慎かもしれないけれど、そう思うから。
それだけじゃない世界。
厳しくて、楽しい世界。
そう思えたら、いいなぁって、思った、
今年のお盆の始まり。
いいはじまりだったのかもしれないなぁって。
結果良ければ全て良し、なのかもしれない。
この先も、ね。
たおやかに、進まねばね。
ずいぶん長くて、相変わらず纏まらないなぁって、自戒を込めながら。
ばたばたとしてしまう前に。
ゆるゆると残っているうちに。
記しておきます。
ちゃんとある気持ち、
ちゃんとある確かな自分。
そうだったのだと、ようやく。
長かったなぁ…