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Let it beと、ケセラセラ。

Let it beとは、言わずもがな、
ビートルズの名曲に挙げられる、あの曲。
「なすがまま」とも訳されることがあるそうですね。
ケセラセラも、大変に有名なナンバー。
「なるようになる」と、訳されることも、あるそうですね。
どちらも、私のお守り曲でした。
頑張らねばという、ここ一番の時に、
心に浮かべる曲でした。
過去形なのは、考える処があって、
捉え方が変わったから…と、
自分にとってポジショニングが、
変わったから。

Let it beは、長年大切にしていた曲。
ほんとに大切な曲。
イントロで泣けるほどに。訳詞もまた。
何かあると「なすがまま、なすがまま…」と
呪文みたいに唱えては奮い立たせていた事が
あって、とてもよく効くおまじないでした。
ほっこりしては、心に灯がともるみたいな。

本当に勝手な解釈ですが、
なすがまま、が、「周囲に流されている」と
感じるようになったのです。
(個人的な解釈です。ご了承ください)
自分自身がそうであった為かも知れません。
流される、言いなりになる…。
自分自身がなくなるかのようで。
それは、少なくとも、今は違うかなと。
少しだけ、離れてみようかなと。

そんな時に出会ったのが、ケセラセラ。
「なるようになる」でした。
一見同じように流されるとも捉える事も
出来ますが、前者よりも、自分が少しだけ前に出ているなというのが、私の今の見解です(これもまた、個人的な解釈です。ご了承ください)。

こうして、お守りの曲を並べた時に、
今の私にフィットしているのは、
Let it beではなくて、ケセラセラかなと。
相手に合わせる事も、もちろん必要ですが、
確固たる自分自身を持ったうえで、
周囲に合わせる自分自身でいたいなどと、
考えられるようになりました。

似て非なるものの名曲達。
みなさんそれぞれに、
思い出をお持ちだったり、
お考えをお持ちだと考えます。
ですから、あくまでも、個人的見解です。

その上で今の私には、
「なるようになる」、か、なと。

これは心から、ひとつふたつ…と、
ゆっくりと荷物をおろせたから…?と、
思案しています。
本当にゆっくりした時間と空間的開放感が、
確かにここに、自分の中に出来上がったように感じます。

いつの日にか、大切な大切な、
Let it beも、手元に清らかに取り戻したい…。
その時は、全く違う印象を受けるかも。

その時が、楽しみでもあり、
少しだけ不安でもあるのでした…。

あなたも大切なお守りの曲は、ありますか?

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