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人生のターニングポイント①
自分の人生が、大きく方向転換する時。
それが、意図的であったとしても、そうでなかったとしても。
このままじゃ、ダメだ、と、直感的に舵を切る瞬間が、今までの人生で2回あった。
身体中から湧き上がってきたその感覚に従い、行動した。
その2回とも、仕事を辞めるという結果になった。
だから、その後もれなく余白時間もついてきた。
こう言うと、舵を切ったことがターニングポイントだって感じるかもしれませんが、その後の余白時間での自分の内面の変化の方が、大きな変化だったんじゃないかなあと思うのです。
1回目のターニングポイントについて振り返ってみようと思います。
走り続けている時は、自分が走り続けていると気がついていませんでした。
産後1年半でフルタイムの看護師として仕事復帰し、ヘトヘトの状態でワンオペに近い状態の育児。
疲れ切ってイライラする私には、夫を思いやる余裕はあるはずもなく、夫婦の関係も徐々にぎこちなくなっていってしまいました。
まだ小さかった娘にもきっとそんな私の様子が伝わっていたんだと思います。情緒不安定で、とにかく私から離れない状態でした。
私にべったりなので、帰宅後も家事が進められない、夫や他の家族に預けるのも「ママじゃないとダメ」ってぐずることが多く、なかなか預けることができない・・。
結果、1人の時間が皆無に等しく、病みますよね・・。
心の余裕、時間の余裕がないということは、常に息を切らしながら走り続けてるような状態。
自分が何者なのか、何のために生きているのかもわからず、というか気にもならず、流されながらどうにか毎日をやり過ごしている状態でした・・。
振り返ってみると、当時を思い出して辛くなってきますわ・・。
でも、その状況を自分は変えようともしていない、というのもポイントで。
変えるなんて発想浮かびもしない状態、仕方ない、社会で生きるとはこういうもんだと諦めているのか。
変える勇気より、現状維持の方が楽なんだって、本能的に感じているのか。
私は頑張ってる、悪くない、私の大変さを助けてくれない夫が変わるべきだって思ったりしていました。(夫よ、申し訳なかった・・。)
そんな中、舵を切るチャンスをくれた当時の職場のブラックな対応には、今では感謝ですね。
意図していたわけではなく、立ち止まって余白時間を過ごす日々を手にしたわけです。
続きは次回へ。
読んでいただき、ありがとうございます。