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視覚障害ってなんだろう①定義編その1

こんにちは。くつばこ+のみうです。
自己紹介noteからだいぶご無沙汰してしまいました。note書くってだいぶ時間かかるしエネルギー必要なんですね。ネタ集めや構成を考えるのはもちろん、間違ったこと書いてないかや誤字脱字がないか、読みやすいかなど書き終わってからも結構大変だし…。自分が書くようになって3桁も書いてる2人が如何にとんでもないかわかりました。私自身くつばこのnoteのファンなんですけど、これからは自分が発信できるように頑張ります。
前置きが長くなりました。

☆みうのやりたいこと

私は第1回(自己紹介)のnoteで、自分には視覚障害と発達障害があり、やりたいことの1つとして「特別支援に興味がない人にも障害のある人が身近に感じられるようになってもらえる活動をしたい」ということを挙げました。

このnoteを読んでくれてる方は特支関連に興味がある人が多いかもしれませんが、色々発信するチャンス、ということで、自分の知識とかを少しずつ発信していきたいなぁと思います。

今回はその第一弾!長くなったので何回かに分けて投稿します。

☆視覚障害ってなんだろう?

みなさんは、視覚障害者と言ったらどんなイメージを思い浮かべますか?

点字を使ってる、耳がめちゃくちゃ良い、白杖や盲導犬を使っている…。ひょっとしたら「かわいそう・大変そう・頑張って欲しい」みたいなイメージで、守ってあげるべき存在のように感じている人や、交流及び共同学習の授業で盲学校の児童生徒と交流したことがある人もいるかもしれません。

今日からはその視覚障害についてです。
今日と明日の2回分は、視覚障害とは?ということについて考えます!
しばらく視覚障害の話題が続きますが、ぜひお付き合い頂けると嬉しいです!

☆盲と弱視について

今日は「視覚障害」とは何なのか、当事者である私の主観を交えてご説明します。(客観的なお話は明日あげる予定なのでぜひ読んでみてくださいね!)

まず、一口に視覚障害と言っても視覚障害者全員が全く見えないわけではありません。視覚障害にはほとんど目が見えない「全盲」と視機能がある程度残っている「弱視」の大きく二つに分けられます。

全盲というのは、基本的には視力がなく点字を使用する人達を指します。明るさがわかる程度の人や生まれた時から色も見たことがない人もいます。いわゆる皆さんが想像する視覚障害というイメージ通りの人達だと思います。

弱視は、基本的には人間の視覚にある「視力・視野・光覚・色覚」など様々な視機能のうちどれか、あるいは複数が使いにくい状況の人です。各視機能ごとの症状が重なることも多々あり、全体的にぼんやりと見えているけど明るい所ではほとんど見えなくなる人とか、普段はちくわの穴くらいから覗いた様な見え方で中心部はよく見えるけど暗くなると全く見えない人など人によってさまざまです。

私が執筆するnoteでは、視覚を全く使えない人から明るいか暗いかはわかる位の視力の人を全盲、目の前で何かが動いているかどうかがわかる位の視力以上見えてて何かしら目を使ってみる事が難しい状況にいる人を弱視と表したいと思います。

☆眼鏡かけないの?
 レーシック手術すればいいんじゃない?

ちなみに、眼鏡をかければいいのではとか手術をしたら治るのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、「障害」というものを考える時は「治療も完了して光学的にも調整済み」の状態、つまり「1番良い状態での矯正視力」で判断することになっています。

そのため、例え眼鏡をかけていない状況で視力が0.05位しかなくても、メガネやコンタクトレンズをかけて視力が1.0あればそれは視覚障害にはなりません。

因みに、この「矯正視力で」という考え方は視覚障害教育を行う上では大前提として扱われている事で、明日以降の基準も全て矯正視力が元になっています。

☆最後に

ここまでお読みくださりありがとうございました!
今日は、私個人が考える視覚障害とは、というテーマで見てきました。盲と弱視の境目など、私とは少し違う意見をお持ちの方もいるかもしれません。
明日は、法律とかで定められている視覚障害を見ていきたいと思います!
もしよろしければ明日の記事も読んでみてください!


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