きょうも服屋さんをしている、
2012年春に創業してから久しい。
当時は、セレクトショップなのだから
一生懸命服を紹介せねばと思っていたが
いつの頃からか、幸せのきっかけになりたいという想いが強くなった。
ほんの少しでいいから誰かのためになりたい。
売るという行為は手段でしかなく、
結局は幸せなきもちを共有したい。
きっとそのために、心地いいと思うものや
美しいと感じるものを選び続けている。
その想いが、ドンピシャ的中することもあれば
閑古鳥なこともある。
店主たるものが、よくわかった気になったり絶望したり(苦笑)
正直、何年続けていてもよくわからない。
それでもきょうも、私は服屋さんをしている。
さまざまな奇跡が重なって店主として生きている。
会社勤めの時には得られなかった、
毎日がなんとありがたいことよというこの気持ち。
日々色々あっても
いつもありがたいと思えるのだからすごいことだ。
たくさんのご縁に感謝しながら
きょうも愛猫をなでている。