
詩)道連れ
今月は10日まで、1人のヘルパーさんが体調不良で休養に入るため、この10日間はヘルパー4人体制から3人体制で凌ぐ事になりました。
当然、ヘルパーさん一人ひとりの勤務時間も増えるので、私も朝、夕、1時間半ずつ、1日3時間を1人で過ごす事にしました。
今日も午前中9時から10時半までと、夕方6時半から8時まで1人でした。
1人で何をしているかというと、数日前知った「優里」というアーティストの「かごめ」という曲を、大音量で1時間半リピート再生にして聴いているのです。
これがなんとも私には、しっくりくる曲なのですよ。
多分10日間の1人の時間は、ずっとこの曲を聴きながら、物思いに耽る事になるのでしょう。
『道連れ』
アレクサのスピーカーから
思考の隙間を埋めるかの
流れる音は癒しの調べ
一人過ごす1時間、いや10分が
底なし沼に沈んで行く様な
恐怖に苛まれたあの頃が
言葉を並べる事で、今
私は強い負け犬と化す
かかってくるなら来るがいい
「恐怖」の急所に噛み付いて
死ぬまで離す事はなく
お前を人生の道連れにして