鍋焙煎はつらいよ [ キッチンロースターという者達 ]
今日はキッチンで行う鍋焙煎の、どっちかというと失敗談かもしれません。
色々試行錯誤している途中なので、今後の糧にできればいいかなあ。
再び使用豆はタンザニア。
選別すれば不良豆が出てくるのでハンドピックは必須です。今日は小石が出てきた。コーヒー本とかでは見てたけど本当にあるんだなー。
で、選別した豆が上のもの。
続いて水洗い。
日本人ですのでお米をとぐ行為には若干の愛着というかノスタルジーというか。
とにかく洗います。お湯がいいとか諸説ありますが今回は水洗いです。
われわれキッチンロースターの悩みの種であるチャフが焙煎前に少しでも取り除けるってところに意義を感じております。
そしてこちらが今回の新兵器。
はい。温度計とこちら、電気コンロです。
いろいろ突っ込みどころはあるのですが、私の家にはガスがない事と、カセットコンロもいいのですが手軽さを重視しました。
ガスが途中で切れるとかすると私の生活リズムでいった場合の鍋焙煎への持続性が減退します。あくまでも手軽にやりたい。
ただですね。
今回は失敗リポートなのです。
なぜかというと。
焙煎スタート後、いつまでたってもハゼが起きない!
これは電気コンロ自体の火力の弱さもあるのですが、どうも五徳の位置が高すぎる。
それから投入する豆の量を間違えた。多すぎました。
何事も原則はやり方を固定すること。
量を変えるなら機材を固定。機材が変わるなら他を固定。固定が甘かったため誤算が生じたときに軌道修正できない。
と、いいつつなんやかんや微調整してなんとか焙煎終了。焼きムラが比較的多かったのは豆の量が多かったからと推測します。
左が今回の焙煎。右側が市販の深煎り豆。
色がだいぶ違いますねー。
数日後に飲んでからまた検証しましょう。
【追記】
反省が悔やまれたので豆の量を減らしてリベンジ焙煎。
目標の8分とは行きませんでしたが無事1ハゼを確認。
充分とは行かないまでも一回目と比べたら焼きムラも若干減っている模様。豆の量、重要。
なんとか今日のチャレンジを終えて、この豆は早速飲んでみようと思います。
【追々記】
飲んでみた感想。浅煎りの味がします。美味しいです。
2、3日たって飲んでみたらまた違うのでしょうね。
一回目の焼きムラが出てしまった豆ですが、翌日に掟破りの二度煎りをしてみました。
余らさずに飲まないと勿体ないですからね。これはこれで火加減とかハゼ具合を体感するには有りかもしれません。やらないならやらないに越したことはないですけど😅
台所焙煎、練習あるのみ…かな?