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【お酒があなたのカラダに与える10の影響とは!?】

「ちょっと一杯のつもりで飲んでいつの間にやらはしご酒・・・。」という歌があるのはご存じですか?

適量のアルコールは血行を良くしたり、リラックス効果がありますが、習慣化し量が増えていくとあなたのカラダや人間関係にに様々な影響を及ぼし始めます。

私も昔からお酒は大好きでしたが、弱いくせにいっぱい飲むので、記憶をなくす事もあれば、正月に酔っぱらって庭へタバコを吸い行って、そのまま雪の上に倒れて動けなくなかった事もあります(笑)

一歩間違えれば死んでいたかもしれないし、ポン!とスイッチが入れば、誰かをぶん殴っていたかもしれません。

「酒は飲んでも飲まれるな!」とよく言いますが、嫌なことや悲しい事があっても一人で解決しなければいけない時に一番手を出しやすいのがお酒だと思います。

ストロング0等のアルコール度数が高い物を2~3リットル飲んで寝落ちする生活から立ち直り、今現在は本当においしいと思うお酒を1杯だけ飲めるようになりました。

昔の自分のようにお酒をやめよう!減らそうと苦しんでいる方の 役に少しでも立てたら幸いです。

では早速ですが、アルコールを大量に飲んだ時、カラダに起こる変化をご紹介します。

【アルコールの影響1 消化腺および内分泌線】

 膵臓によって生成される消化酵素の異常な活性化
 膵炎が長期的な状態になると様々な合併症を起こします。

【アルコールの影響2 肝臓の炎症性損傷】

沈黙の臓器と呼ばれている肝臓は、モクモクと有害物質を解毒・分解しています。

 長期のアルコール摂取はこのプロセスを妨げる
 慢性肝炎や肝疾患のリスクが高まる
 炎症が続くと肝硬変になる
 肝臓がますます損傷を受けると有害物資を除去する事ができずにカラダに毒素や老廃物が蓄積する
 肝疾患は生命を脅かす
 女性の方がアルコールを吸収する可能性が高く、それを処理するのに長い時間がかかる
 女性は男性よりも早く肝臓を損傷する

【アルコールの影響3 糖度】

膵臓は体内でインスリンの使用とグルコースへの反応を調整することに役立ちます。

膵臓と肝臓が正常に機能していない時に起こる事は以下の通りです↓

 低血糖または、低血糖を経験するリスクが高くなる
 肝臓が損傷するとカラダが糖を利用するのに十分なインスリンを産生できなくなる可能性がある
 高血糖または、血液中の過剰な糖質につながる可能性がある
 糖尿病になる可能性がある

【長期的なアルコールの摂取で糖尿病になると次のような事が起こります】

 疲労感
 手足の感覚が低下する
 ちくちく刺すような痛み
 感染症にかかりやすくなる
 皮膚が乾燥して痒くなる
 目がかすむ
 頻尿
 ED(性機能の問題)
 空腹感・喉の渇き
 傷が治りにくくなる

【糖尿病を放置すると合併症が起こります】

「糖尿病神経障害」
手足などの末梢神経の障害がメインですが、自律神経にも障害が起き始め、手足の感覚が鈍くなる為、水虫や切り傷などから思わぬ壊死につながることもあります。

「糖尿病腎症」
初期の糖尿病腎症は気づくのは難しいとされており、気付けないまま進行し、人工透析になる方も少なくありません。

糖尿病を避ける為には過剰なアルコールを避ける事が重要です。

【アルコールの影響4 中枢神経系】

アルコールがカラダに与える影響を理解するには中枢神経に与える影響を理解する事が必須です。

中枢神経に多くの損傷を与える為に手や足にちくちくした感覚が生じる事があります。
 長期的な記憶を作り出す事を困難にします。
 明確に答え、合理的な選択を行う能力が低下します。
 時間が経つにつれて前頭葉(短期記憶・感情抑制など)の損傷が発生する可能性があります。
 慢性及び重度のアルコール依存は、永続的な脳損傷を引き起こす可能性があります。
 記憶に影響を及ぼす「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」につながる可能性があります。

【アルコールの影響5 依存・離脱症状】

大量に飲む人の中には「身体的」及び「感情的」に依存する人がいます。

アルコールの離脱症状に苦しんでいるかたは、一度専門機関を受診する事をお勧めします。

<離脱症状>
不安
 緊張感
 吐き気
 振戦
 高血圧
 不整脈
 激しい発汗
 発作
 幻覚
 せん妄
 うつ

等があります。

【アルコールの影響6 消化器系】

アルコールを大量かつ慢性的に飲むと消化管の組織を損傷し、栄養やビタミンを吸収するのを防いでしまします。

その結果、栄養不良(カロリーは摂取できても栄養素が摂取できていない状態)が発生する可能性があります。

大量飲酒は以下のような症状にもつながります↓
ガスっぽい
 膨満感
 下痢または痛みを伴う便
 潰瘍
 内出血
 口・喉・食道・結腸・肝臓がんを発症するリスクが高くなります
。※タバコを吸う人はもっとリスクがアップします。

【アルコールの影響7 循環系】

アルコールは肺や心臓に影響を与える可能性があり、アルコールを飲む人は、飲まない人に比べて、心疾患のリスクが上がります。

飲む女性は飲む男性よりも心疾患の可能性が高くなります。

循環器系の合併症は以下の通りです↓
高血圧
 不整脈
 カラダに血液を送り出す事が困難
 ストローク
 心臓発作
 心臓病
 心不全

【アルコールの影響8 性と生殖に関する健康】

アルコールを飲むと抑制が低下しベットでの楽しみが増すと考えている方も多いと思いますが、現実は異なり、飲み過ぎの男性は勃起障害を経験する可能性が高くなります。

大量の飲酒は性ホルモンの産生を防ぎ、性欲を低下させる事もあります。

パートナーとセックスする時は飲み過ぎないようにした方が、結果喜ばれますよ♪

飲み過ぎの女性は月経が止まることがあります。それは不妊症の危険性を高めます。

更に、アルコールを飲む女性は「早産」「死産」「流産」のリスクを高め、胎児を危険にさらします。

胎児アルコール症候群障害(FASD)は深刻で、以下のような事が生れてからも起きる可能性があります。

学習困難
 長期的な健康問題
 感情的な問題の増加
 身体発達異常

あなたがもし子供が欲しい、妊娠したいという事を考えているのなら、早めにお酒をコントロールする方法を確立する事が望ましいです。

妊娠や出産は、一人の人間を生み出し、育てていく大事なイベントです。

アルコールの勢いや、感情の勢いに任せて妊娠して良い結果になった方をあまり見たことがありません。命の重さを理解して、パートナーと愛情を持って育てれらるように、あらかじめ生活環境を整えておきましょう。

【アルコールの影響9 骨格や筋肉に与える影響】

長期のアルコール摂取は、骨の健康を妨げる可能性があります。

アルコールを飲むと、筋力低下、痙攣、委縮につながり、骨折のリスクを高める可能性があります。そして、骨折した場合治るのが遅くなります。

【アルコールの影響10 免疫システム】

アルコールを飲むと、カラダの自然な免疫システムが著しく低下し、ウイルスや細菌と戦うのが困難になります。

また、長期にわたってアルコールを大量に飲む人は、一般の人よりも肺炎になるリスクが高くなります。

アルコールを飲むと口・乳房・結腸などのいくつかの癌のリスクを高めます。

さて、『大好きなお酒があなたのカラダに与える10の影響とは!?』をご紹介しました。

今アルコールの離脱症状やうつに苦しんでいる方は一人で苦しまずに専門機関を受診する勇気も大切です。

また、大麻由来のCBD(カンナビジオール)にはアルコールを始め様々な依存症や病気に効果があるという研究報告もあります。

大麻と聞くと違法成分を想像する方が多いと思いますが、CBD自体は、麻薬取締法や大麻取締法に抵触しない合法な成分となっています。

インターネットでも簡単に購入できるようになっていますが、以前アマゾンで販売されていたCBDには違法成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)が配合された製品があった事もあり、購入する際は、成分分析結果を見せてくれるメーカーや、GMP認定された物、医療機関で販売している物などいくつかポイントがあります。

CBDは語るとかなり長くなりますのでまた別の機会にお話ししようと思います。

アルコールを始め嗜好品とは、風味や味、摂取した時の味覚・嗅覚・高揚感を楽しむ物の事です。

もし、あなたがアルコールを摂取する事で人間関係自分のカラダ壊れているのであれば、それは嗜好品ではなく「危険薬物」になっています。

同じように苦しみながらも、立ち直っている方は沢山いらっしゃますので、諦めずに一歩踏み出してみてくださいね。

あなたもアルコールによる身体的、精神的依存から解放されて人生を楽しめるように祈っています!

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