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LINEで画像を送ると解答案を作ってもらえる、AI先生が進化しました!
・少しずつ広まっている、LINE公式アカウント「AI先生」
みなさん、以前「LINEで画像を送ると解答案を作ってもらえる、AI先生」をMake・GAS・Difyを使って作った紹介を覚えていますでしょうか?
この公式アカウントですが、ほとんど広めるような活動をしていないのに、70人以上の友だち登録をしてもらえるようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735524892-xWDLrdS5pyZwfB34KVU9oYeq.jpg?width=1200)
気になる方は、ぜひ下のQRコードをスマホで読み取るか、ここをクリックして友だち登録してみてください!
![](https://assets.st-note.com/img/1735525540-tTi0Y8mk4PhOdQS7aXZeuU6K.png)
・その結果どうなったか
Makeの1ヶ月の無料枠が吹き飛びました(笑)
そのため、急遽課金して対応することに。
(その間使用できなかった方、申し訳ありません)
![](https://assets.st-note.com/img/1735524566-Z2pnA14FPTMOx0htGcedYmsL.png?width=1200)
で、ここで思ったのは「身銭を切るぐらいだったら、もっと良いものにしよう!」ということ。
友だちになってくれている方が、より使いやすいものにしようと思い、改良を加えたので今回紹介したいと思います!
・3つの改善点紹介
1. より賢いAIモデルを使用することで解答精度の向上
【改善点1】AIがより賢くなりました!
これまで、使用しているAIモデルを安くて早い「GPT-4o-mini-2024-07-18」にしておりましたが、今月(2024/12)登場した「Gemini 2.0 Flash Experimental」に変更しております(現在無料で使用可能)。
どれだけ賢くなったかというと、例えば以下のような東京大学の有名な入試問題を送ってみると・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1735479265-rib8UvgXwFItoOAn0cH4YR3G.jpg?width=1200)
これまで(GPT-4o-mini-2024-07-18)は、以下の解答でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1735480024-HYO2qDZL5yl6jIKef1TrSF9W.png?width=1200)
読んでもらうと分かりますが、まったく証明になっていません。
「円周率の近似値が3.14だから3.05より大きい」とか言い出しています。
一方、今回採用した「Gemini 2.0 Flash Experimental」では以下の解答案が出ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735481094-HWqGsMwaeLuhofNkEy0SFT4c.png?width=1200)
正攻法である、正多角形の周長を使う方法を的確に説明してくれています。
これからは、無料期間が続く限り(と、より安く精度の高いAIモデルが出ない限り)、AIモデルは「Gemini 2.0 Flash Experimental」を使っていこうと思います。
2. 解答案の画質の向上
【改善点2】ダウンロードした時に拡大して読みやすくなりました!
解像度をデフォルトの120DPI(Dots Per Inch)から350DPIに変更しました。
これは約8.5倍の向上です。
どれほどかというと、実物を見てもらった方が早いと思います。
↓これまで(120DPI)
![](https://assets.st-note.com/img/1735478168-QfJAKcOuFM9RpxyGj5NwE7zI.jpg?width=1200)
↓現在(350DPI)
![](https://assets.st-note.com/img/1735478191-cwkyZR8n57GPKuzV64sJ1OxQ.jpg?width=1200)
このように拡大した時の読みやすさが全然違うのがわかります。
【2025/1/6追記】
「3. 適時コメントを返すことで解答までの待機時間の不安を軽減」の改善ですが、みなさん沢山使ってくれているため、LINEのプッシュメッセージの月の無料枠が2、3日でなくなってしまいました。そのため、現在は元に戻しております。多くの方に無料で使って頂きたいため、申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
3. 適時コメントを返すことで解答までの待機時間の不安を軽減【2025/1/6追記:現在は停止中】
【改善点3】進捗報告してくれるようになりました!【2025/1/6追記:現在は停止中】
これまでは、「質問の画像の送信」→「解答案の画像の返信」のみであったため、解答案が送られてくるまで、何も応答がありませんでした。
1分ぐらい待機時間があるのに、なかなか返信が来ない・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1735478573-F1Zy2zHKWNn8gGP0Vuixd6bt.jpg?width=1200)
これは、送信者に結構なストレスになっていたかと思います。
今回は、問題文を受け取って解答が生成されていくタイミングで適時メッセージを送るようにしました!
↓改善後
![](https://assets.st-note.com/img/1735478800-qh4vSFYsC0DdXi7jE9aJTeLK.jpg?width=1200)
ちなみに、Makeではこんなフローになっています。
(フローの途中途中でLINEのプッシュ送信を挟んであります。)
![](https://assets.st-note.com/img/1735478962-BaJw8QN6ZAIbPXLR4j35OCTH.png?width=1200)
これで、よりAI先生チャットボットらしくなったのではないでしょうか?
今回の改善点の紹介は以上で終了です!
・最後に
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
私はシステムエンジニアでもプログラマーでもなく、生成AIに興味があり、ちょっと触っている一般会社員なのですが、それでも使ってもらえるサービスが作れているのが面白いです。
今後も発展するであろう生成AIの領域
その時代の変化にはワクワクします。
生成AIを使った個人開発のサービスやその作り方を紹介していきますので、気になる方はぜひフォローやスキをしてもらえると励みになります。
今度とも宜しくお願いします!