いつか儚いと言われたい
好きな人を思う。いつか消えてしまいそうで、こわい。儚い。
いつかそんな風に思ってくれる人が出てこないかなあ。なんて思ったのがこの題名の始まりだ。
私はいつも文章を題名から考える。そこから連想し、自分と向き合う。その中で出会った「儚い」という言葉。
儚い 束の間であっけないさま。むなしく消えていくさま。 (goo国語辞書)
たくさんの中に埋もれて、いずれは消えていくのだけれど、それに美しさを見つけてしまったゆえに消えてほしくないと心で苦しんで。それでもなかなか消えないな、と油断をしたとき、その時はやってくるんだ。儚く消える。
私だって儚いんだぞ。
そういったって、私の儚さなんて正直どこにもないような気がするし、その儚さに美しさを見出してくれる素敵な男性が現れてくれる日が来るのかと不安にもなる。
儚いと言えば、桜だ。
桜は儚い。
たくさんある。ひとつひとつが美しい。
だけど桜を見慣れた時、散り始める。
散り始めたことに気づいたとき、少しでも長く見ていたいと、小学生の頃は川沿いの桜が残っているのを毎日見つけようとしていた。あの橋の近くに住んでいたおじいさんと話をしながら、桜があったと喜んだ日の景色をフィルムカメラのような映像で思い出す。
今日見た桜も、少しずつ葉桜になり始めていた。
いつまでもいてほしい。だけど、儚いからこそ美しい。
私をぎゅっと、それでもふわっと包み込んで、どんな私も変わってほしくはないけれど変化に美しさを見出してくれる、そんな人がいないかなあ。
いないか(笑)
いつか儚いと言われたら、泣いてしまいそうだ。
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