無題
人の愛し方も愛され方もわからない
別に虐められてたとかじゃない
でも明日自分がこの世界から消えたって誰も悲しまないだろう
人との距離感を測り間違えて嫌われる日々だった
自分も他人も信じられなくていつも悲劇のヒロイン気取り
だけど、そんな風じゃなきゃ生きられなかったんだ
僕も君も
人からの視線が怖くて声が出なくなったこともあったね
真っ暗なトンネルを灯りも持たず歩いている感覚
誰かここから助けて、と叫んでも虚しく響くだけ
ここで止まる勇気も無く、歩き続けた
そんな時に君が現れた
うずくまってボロボロだった
話しかけることもなくただただ、隣に座った
ずっと一緒にいたんだ
そしたら僕たち似てるねって君が声をかけてくれた
「うん」と僕は答えて、一緒に歩き始めた
もうどこを歩いてるか分からないけど手を繋いで歩いた
いつの間にか外に出ていた
上を見上げたら暗闇を煌々と照らす月がいた
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取り止めもなく書いて分からなくなっちゃった