音楽を聴くときの、ある一つの方法
音楽を聴くときの、ある一つの方法を紹介します。
それはですね、ドラムのキック（バスドラ）を基準にして、聴いてみることです。
そう、ドンドンドッドンって、リズムの調子を取っている、丁度真ん中辺りで聴こえてくる低音で響いてるやつです。よーっく聴いてみて下さい。
その前に、まず、ドラムのキック（バズドラ）とは何か？
ドラムセット（以下、ウィキペディアからの引用）
『バスドラム：Bass Drumと表記することから「ベースドラム」「ベードラ」「バスドラ」と呼ぶ場合もある（アメリカなどの英語圏では「ベースドラム」と呼ぶのが一般的）。いわゆる大太鼓。他に「キック」（Kick）と呼ぶこともある。』
そう、ドラムセットを正面から見た時、表面がこっち向いてる、足で蹴って音を出す大太鼓のことですわ。
注）「キック（バスドラ）」と表現しました。ご年配の方々(?)は「バスドラ」で育ったと思いますが、最近は「キック」と呼ぶ方が多いらしいですよー。そもそも、バスドラでもキックでもなく、初めて聞いた言葉だぁと言う方は、今後ご認識を。
まぁ、それは置いといて。。。
なぜ、ドラムのキックを基準にして聴いてみて、と言っているのかですよね。
それはですね、実は、楽曲を作る時、音の全体バランスは「キック」を基準に決めてるんです。
ハテ、まだ何を言っているのやらですよね
音楽を作る工程に「ミキシング」と呼ばれる工程があって、歌や楽器の一つ一つが、ちゃんと響くように聞こえるように、それぞれの音量、音色、音の位置、音のバランスなど、音の構成を考え作る工程があってですね、実は、かなりセンスが問われる作業で、って、たぶん、やったことある方には、賛同を得られているじゃないかと、勝手に思ってますが、音の一つひとつに、圧力を掛けたり、高低差を出したり、音域を削ったり、抽象的に言うと表現を与えたりする工程があります。
専門的なことは横に置いときましょう。。。
平たく言うとですね、「聴きやすいように音のバランスを整理する」んですが、その時にです、その時にまず、一番最初に整えるのが、ドラムのキックなんです。
真っさらなものから何かを作り出す時、何らかの基準があった方がいいですよね、それをキックに求めて定めるってことです。
これは、あまり知られてない事かもしれません
楽器の音を、一旦、全部消す
そして、ドラムのキックだけ
ゆっくりゆっくりと徐々に音量を上げていく
「あっ！ ここ！ これくらいの音がいい」ってポイントまで
わかります？ （感覚的で失礼します）
実は、これが、音のバランスを取るための最初の一歩目です。
まぁ、耳で聞く大きさだけでは心許ないので、機械に出てくる数値に頼るっちゃ頼ります。人間なので、気持ちが入ると音が大きくなったりしますもんね。
つまり、ドラムのキックを中心に置いて、ドンと座らせて、相対的に全体の音のバランスを調整をしていくんです。
それが決まった瞬間・決めた瞬間から、あとは、他の楽器や歌を、上に積み重ねたり、滑りこますように下に置いたりするんです。
なぜ、ドラムのキックを基準に聴いみて欲しいと言ったか、わかりましたかね。
そう、音のバランスの「基準」にしているから、一度、その基準を念頭に置いて聴いてみたなら、きっと、今までとは違った視点で、とても新鮮に、音が音楽が、聞こえてくるのではなかろうかと思ったんですわ。
作る側は、あくまでも、音のバランスの基準をドラムのキックに置いてます。そこから作り上げて行きます。だから、その同じ目線で聴き取ってみるのはどうだろうか、楽曲として音楽として、作者が何を表現したかったのか、何を言いたかったのか、そこを掬い取ってみるのも、ちょっとオシャレなことかもと思ったんです。
まぁ、結果的に、ドラムのキックが、ほぼ聴こえなくなるケースもありますよ。そんな時は、優しさや滑らかさや慎ましやかさなんかを、表現したかったんだろうなと思います。逆に、最近は、強調する音楽が増えてて、ドンっと胸に刺さるくらいの大きさになって、主張が強いぃぃって感じます。ついでに言うと、ヘヴィメタはキックを２つ置いて、早く叩いて高速感を出してるんです。
じぁ、ドラムが存在しないやつはどうなる？って話も。
そんな場合は、ベースからだったりします。
たぶん、私が、オーケストラのミキシングをやるなら、コントラバス（ヴァイオリンの形をした大きいやつ『最低声部を受け持つ弦楽器（「ウィキペディア」引用）』）から始めますわ。
如何でしょう
音楽を聴く一つの基準をお伝えしました
一度、意識して聴いてみてくださいな
今までとは違った観点でとても新鮮に
音が音楽が聞こえてくると思いますよー
きっと
いい時間を過ごしてみてください
そんな、ドラムのキック聴く？（おやじギャグで失礼）
お時間あれば、どうぞお聞きください
桃山イチで「思いは願いに姿を変える」
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各サブスク（Youtube Music、Spotify、Amazon、Appleなど）からも聴けます。
音楽の時間を味わって下さい
いい時間を過ごして下さい
少しでも、豊かな気持ちになってくれたなら、感謝です
聴き終わった時、きっと、いい表情になってますよぉ
みなさまの心に何かが残ること期待しておま
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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