マガジンのカバー画像

小説の集い。

19
ゾッとするほどつまらない短い物語の集まりです。内容がだいぶカオスな話もありますが、ご容赦ください。
運営しているクリエイター

#粗品

そ~い粗茶。 (超短編小説)

今朝のことなんですけど、いつも使ってた自販機がなくなってたんです。 それで、どうしようかと思ってたら、数メートル先に新しい自販機が立っているのを見つけました。 その自販機がちょっと見たことない感じで、中のペットボトルにラベルが貼ってなかったんです。 いくらラベルレスって言っても、まるで何が入っているのか分からないので、困惑してその場をウロウロしてしまいました。 でも付近に他の自販機もなく、もの凄く喉が渇いていたので、おそらくお茶であろうペットボトルを選んだんです。