【映画レビュー】ハウス・オブ・グッチ〜家族経営はあかん!!〜
【草】を【分】けて、開【拓】して【弥】(ひろくゆきわたる)
どうも草分拓弥です!!
↑久々に言いました!w
お世話になっている経営者さんが見たということで、僕も朝8時30分から見にいきました!!
結論!!後半からめちゃめちゃ面白かったです!!
前情報を何も持たずに見たので、
グッチが成り上がっていく最初のところから始まるのか?と思ったら、
もうある程度成功してからのお話で、ちょっとついて行けなかったんです。
ワンピースで言うと、もうワンピース手に入れてからの話。。みたいな?
↑
ちょっと大袈裟かなw
なので最初戸惑いました。
しかし、ねちょねちょドロドロな後半戦!事業を誰が経営していくのか?それが転々としていく場面などは本当におもしろかったです!!
こうなってはいけないと。。教訓映画です!!笑
本題に入りますが、、
このタイトルが【グッチ】ではなくて
【ハウスオブ】
と付いてることがとても重要なメッセージだと感じました
あんまり言っちゃうとネタバレなのでそこまで言いませんが
率直な感想は
やっぱり家族経営は良くないなぁと思いました。w
血のつながりだけによるカンパニーでは限界があるなぁと。
どうしても甘えが出てきてしまうんだなって思いました。
もっと言えば、夫と妻は血さえ繋がってないのだから。。
経営も一緒にやろうとしたら。。
そりゃ強靭なメンタルがなければ妻は耐えられない。。
やっぱり価値観のつながりでカンパニーを作るべきだと感じます。
ジャニーズのように血ではなく、価値観やvisionで繋がっていれば、全然それが違うってことになった時に解散したり退所したり出来る。
血で繋がっていたり、結婚などの契約によって繋がってしまっていると、
全然考えが違くても離れることが難しい。。
学校も私立の方が秩序を保ちやすいのは、風紀を極端に乱す生徒がいる場合に退学処分をくだせるのが大きいと聞く。
公立では退学処分には出来ないので、その風紀を乱す生徒を追い出せない。
なので悪い影響が広がっていく。。
家族経営は公立の学校と同じことが起きてしまいがち。。
それをめちゃ教えてくれた映画でした!!
最後を締める文章で、今やグッチの中に、グッチ家の者はいない。
と出てきます。
それがこの映画が教えてくれる経営とは?の答えだと感じました。
グッチ家を支えてきた秘書的な男(ドメニコ)が代表を務めることになっていく時に、このドメニコに猛烈に感情移入してしまいました!
ドメニコは血がつながっていません。
ドメニコは社長マウリツィオの安易すぎる策に馬鹿にすることなく柔らかく否定し、淡々とグッチがよくなる策を出していました。
マウリツィオとパトリツィア(レディーガガ)の離婚協議の時も間を取り持っていました。
パトリツィア(レディーガガ)にめっちゃ詰め寄られてマウリツィオはどこにいるの?!?!と叫ばれて、、、
ドメニコからしたら、・・・知らんがな!!!!何で俺がこんなことせなあかんの?!!!!こんなの仕事じゃないやろ!!!!って帰りの車の中で言ってたはずです。笑
それが報われて晴れて代表になった。。
そこからグッチの再びの快進撃が始まっていく。。
徳川家康のようで、気持ちよかったです!!
今度はドメニコの家族経営にならなきゃいいんですが、、。笑