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ライト兄弟の飛行機は飛ばない。

「ライト兄弟の飛行機は飛ばない」という話をご存知でしょうか?

ライト兄弟は1903年12月17日、アメリカのノースカロライナ州キティーホークという町でライト兄弟の弟オービルが操縦するフライヤー号が12秒間、36mの距離を飛行して、動力飛行に初めて成功しました。

世界で初めての有人動力飛行機、ライトフライヤー号で飛んだことはあまりに有名です。


2003年に初めての飛行から100年記念のイベントで今の技術を使って正確にライト兄弟の飛行機を復元したそうです。

しかし、全然飛ばなかったそうです。


100年越しに同じ地で飛び立つドラマチックなシチュエーションですが、墜落して壊れたりで散々だったそうです。。

実際そのイベント当日は、風が弱くかなり難しい条件ではありました。
しかし、理想的な風が吹いたとして本当に飛べたのでしょうか。
そもそもライトフライヤー号で飛んだ歴史は、本当のことだったのでしょうか。

最初はたった5人だったようですが目撃者によると、ライト兄弟の飛行機ライトフライヤー号は確実に12秒間36m飛んでいます。


飛ぶことができた原因はとてもシンプルです。



「ライト兄弟は、飛ばないような飛行機で何千回もチャレンジするうちに、ものすごい飛行技術を身につけてしまった」


ということです。

僕はこれを聞いた時、STAP細胞のお話を思い出してしまいました。。

そんなに操縦が難しい飛行機を、イベントの本番でいきなり操れるわけがありません。

飛行技術もすごいですが、根底にあるのは「飛べるはず」という信念です。

どうせやってもダメだろう、と思っていたら何年も何千回もチャレンジすることは不可能です。

いつかは飛べるはずという信念、もう少し身近な表現だと、いつかは飛べるはずという思い込みがないと努力は続かないものです。

この話はとても大切なことを教えてくれます。

ひょっとしたら1回も成功せずに飛べなかった可能性だってありました。

しかし「飛べるはず」という思い込みが努力を続けさせたのです。

その結果の飛行技術です。


飛べないというところにあなたがいたら、飛べない理由を述べます。

「誰もやったことないし」
「危ないからやめた方がいい」

飛べるというところにあなたがいたら、飛べる理由を述べます。

「紙飛行機は飛ぶんだから、人が乗っても飛ぶはずだ」
「鳥が飛んでるじゃないか!なぜ人間が飛べないって決めつけるんだ!?」


何か新しいチャレンジをするとき、どちらの自分も存在するはずです。

「できない理由」と「できる理由」


僕自身も、実業をスタートする時この2つが混在していました。

ある日はネガティブだったり、ある日はポジティブだったり。

体調に左右されることもありました。

僕がやったことは、どちらの日も「できる」と断言してくれる人と一緒にいました。

そういう人の意見しか聞きませんでした。


ライト兄弟が飛んだ時の目撃者5人。


この5人はきっとこの兄弟なら飛ぶ。と信じていた人なんでしょう。

いつか来るその時を、信じていたのでしょう。


この話には続きがあって、

飛んだという知らせが広まってから
航空機という魅力的な新産業に資金と有能な人材が流れ込むにつれ、
兄弟はライバルたちの急激な追い上げに見舞われたそうです。


みんなの前提が全員「飛べるんだ」という方に変わっていったんですね。


それまで反対していた人たちは、ころっと意見を変えて「飛ぶ」という前提になった。

僕も実業をスタートした時、めっちゃ反対されました。

僕にできない理由をたくさん言われました。

「そういう勉強をしてきてないのに、いきなりよくできると思えるね」
「危ないからやめた方がいい」
「はいはい。。意識高い系ね。」
「保険はあるの?保証はあるの?」


結果がある程度出てきた時、

「なんだかんだで成功するかもって思ってたよ」←うるせーよw
「あなたなら成功しちゃうかもとは、ちょっと思ってたよ」←言うよね〜w
「やっぱ違うなぁ〜住む世界が」←急に何?w
「ご馳走様です!」←だからうるせーよw


同じ人とは思えない発言の数々。笑


こんなにころっと意見変わる人の意見を鵜呑みにしなくて本当によかったです!!

マジで反対してくる人とかいましたけど、僕はこう言いました。

「じゃぁ、お前の言う通りにビジネスやめてやるから、俺が成功したら得られたかもしれないお金を今くれよ。そしたらやめてやる。」

何も言われなくなりました。笑


あなたは何を信じますか?

何を糧に、何千回もチャレンジしますか?




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草分拓弥@2.5次元実業家
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