“恐怖”はどこから
こんにちは、P山です。
突然ですがあなたはなにかの恐怖症(フォビア)ですか?
私は「高所恐怖症」と「クモ恐怖症」です。
トップ画にヘビを選びましたが、ヘビは全然平気です、巳年なので(?)
この記事を書くにあたって恐怖症をちょっと調べたんですが、あーあるあるというものから、そんなのも!?というものまでほんとに色々様々ですね。
あ、今回の記事は虫の描写がたくさん出てくるので、苦手な方は自衛してください。
ではクモ恐怖症とはなんぞや、と思い調べてみましたが、「単一恐怖である」、とあって、単一恐怖がなんぞや、というのはなんかついぞわからなかったので難しいことは深追いするのやめました。笑
気楽に書くのがまずは目標なのでね。
さてこの時期、そこかしこにクモが立地な巣を張って、そこで毎日スクスクと、丸々と大きくなっておられて、私は毎日涙目でお散歩しています。
というのも1歳を過ぎた我が娘(まだあんよできないからベビーカー)、なぜか、クモとクモの巣が大好きなのです。
誰に似たの…(ちなみに夫は虫全般がだめ)
でも娘のクモりなき眼に映る、キラキラ光る幾何学のクモの巣のおもしろさ?や、クモの繊細な動き?芸術的な模様?に「気持ち悪い」という先入観を植え付けたくない。
興味関心をへし折りたくない一心で、ゾワゾワするのを押し殺し、できるだけ近づいて「クモさんこんにちわー、今日もステキなお家だねー(引きつり)」と頑張っています。
ちなみに田舎なので、1mも歩かぬうちに違うクモさんの家が建っている。。
先入観を植え付けたくないと思ったきっかけは、産後里帰りして父と会話していたときでした。
私が通っていた田舎の幼稚園では秋に「虫取り遠足」というのがあって(今もあるのかは不明)、自然豊かな公園でとにかく虫を捕りまくる、というだけの行事なんですが。
遠足に付き添った当時の父は、若い女性の先生たちが、むんずとバッタやカマキリを手づかみでとらえては「ほら、〇〇ちゃーん!バッタさんだよ!」と色んな子の虫かごに放り込んでいる姿を見て衝撃を受けたそうな。
確かに大人がキャーキャー言ってたら、子どもも「怖いもの」「気持ち悪いもの」と思ってしまうよな、と納得しました。
でも当時虫が苦手な先生はいなかったのだろうか?あと子どもの中にも虫が苦手な子はいなかったのか?謎…
恐怖の感情ができるのは生後6ヶ月頃らしい。
お母さんと離れたら泣いちゃうアレは恐怖(と不安)からきているそう。
ということは娘には恐怖の感情はあるけど、クモはそれに当てはまらないということなのか?まだそこまでわかってないのかな。
私はどんなに小さくても、もうあの形からして全然だめ、ゾワゾワしたり息が詰まったり、体が固まったり心拍が跳ね上がったり、生理的な反応が出てしまう。
有名人だと芸人のイモトアヤコさんがヘビ恐怖症のようだけど、まさにあの反応です。テレビを見ていて共感しかない。
(脱線するけど、イモトさんヘビ恐怖症なのに、ヘビ料理食べててほんとに尊敬した…すごすぎる。
私はたとえ毒ないですよ死んでますよと言われても、クモを箸で掴むのはおろか、口に持っていくなんてできない。ちなみに昆虫食には抵抗がなくて、独身時代は横浜の珍獣屋で例のプリンとか全然食べてた。美味しかったよ。でもクモはダメだ…)
じゃあ私のクモ恐怖症は後天的なものなのか?と考えてみたけれど、どうもそういう刷り込みを受けた覚えは一切ないのです。
父も母も、一緒に過ごす時間が多かった祖父母も、クモは「益虫」として家の中に出てもそのままにしていたし、私があんまり怖がるときは、そっとティッシュで包んで外に逃がしたりしていたし。
母はクモは平気だけど、ゲジゲジに対する反応は恐怖症の様相を呈していて、私はそんな母の代わりにゲジゲジ退治をして、死骸も掃除(ゲジは死ぬ工程で脚がボロボロ取れるので掃除が大変なのだ)していたから、母のゲジ恐怖症(仮)は私には何も影響を与えなかった、ような気がします。
あれ、じゃあやっぱり私のクモ恐怖症は、娘には影響ないのかしら?
だといいけど。
でも目をキラキラさせて、クモの巣に向かって手を伸ばし、毎日元気に「あ!!」と挨拶する娘の気持ちは大事にしたいのよね。。
ちなみに夜になると、窓の灯に集まる虫を食べに、ヤモリがやってきてガラスにくっついているのが見えるのですが、娘はそれに対しては結構怖がっているみたい?
いないと「あ!!(いない!)」と呼ぶのだけど、出てきて姿が見えると「あーー!!」と叫んで逃げています。
見たいのか、見たくないのか、どっちなんだい!
最近は冷えてきてもう出なくなってきたので、来年また暖かくなったら、その答えがわかるかな。
その頃にはもしかしたら、娘の言葉で気持ちを聞けるかも?
楽しみに待ってみようと思います。
P.S.目次を入れようと思ったけど、ちょっとよくわからなかったので今回は諦め。
つらつら読みにくくてすみません。
※画像お借りしました。
へんさん、かわいいイラストをありがとうございます。