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旅先での食の記憶 in 山形。

コロナに生活が狂わされております今日この頃。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?僕は本来予定していた東京旅行はキャンセルしつつも宮城はまだ外出出来るだけありがたいなと思うパーマです。

そんな訳で有給は取ってしまったので何もせずに消化するのももったいないので困ったときの隣県頼み。
てな訳でドライブがてら山形に軽く行ってきました。

旅先での食の記憶シリーズも今回で3回目。
好評な第2弾は下記から。(誰が言ってんねん)

今回山形に行く目的ナンバーワンは最上川千本だんご。3年前に1回行ったきり。
あの衝撃のだんごにもう一度 I MISS YOU 。

こういう時だからお客さんも少ないかと思いきや
老若男女問わずの中々の盛況振り。
当初は店内でしか食べれない生クリーム乗せなどを
食べようとしたけど量が食べれなくなるので却下。
なら何本か持ち帰ればイイじゃん?との声が聞こえてきそうですがこちらのだんごを持ち帰るなど
言語道断。笑止千万。狂気の沙汰と言ったところか。
(直ぐ食べる人は除く)

添加物を一切使用してないので直ぐ固くなるのです。
お店は本日中にお召し上がりくださいと言ってますが
個人的には買ったら直ぐ食えと全員に強く言いたい。
(前回何本か持ち帰りにして家で食べてあまりの違いに戦慄した覚えあり。)もし僕が山形県知事になったら千本だんごは店内でしか食べれない法案を提案するでしょう(アホの発想)

気を取り直してオーダー。

ナッツとずんだん。すでに美味い!

嫁さんオーダー。くるみといちごくん。

追加で店内仕上げの焼きのりだんご。

まずは前回食べてないナッツから…

ヘビーそうな見た目とは裏腹に…

めっちゃクリーミーで美味しい!
ナッツ感がありつつもしつこくなくさっぱり!
皿に溢れたソースも余すことなく完食(ただ卑しいだけ)続けてずんだんと言いたいところですが焼きのりだんごも食べた事ないのでもしもの事を考え先に。

他のだんごと違い焼いてくれてるので定員さんが席まで届けてくれます。結論から先に言うと今回はこれが一番美味しかった!!

あまりの美味さに食べかけを撮る始末。

デフォのだんごも充分柔らかいのですが焼いてるのも相まってまるでつきたてのお餅レベルの柔らかさ。
海苔と醤油の香ばしさでずっと食べれる味。今流行りの無限〇〇シリーズで是非出してほしい。

残すはマイメンのずんだんだんご。

宮城に住み始めた当初はずんだにこんなハマるとは
夢にも思わなかったなぁ…(遠い目で。)あんの甘さが適度で豆の粗さも小気味よい食感で本当に美味しい。
仙台駅のお土産で売ってるずんだ餅を食べてハマらなかった人にはこれを食べてから判断して頂きたい。
季節限定でだだちゃ豆を使った上位モデルのずんだんだんごもございます。

大満足のだんごを後にし。せっかくなので文化的なものにも触れることに。

大石田町 歴史民俗資料館。

小ぶりな建物でしたが趣は中々。この日は大石田雛人形展が開催中。なんでも大石田では昔お花見ではなくお雛見という風習があったらしく、かなり古いお雛様が展示されておりフィギュア感覚で楽しく見れました。

この後にそばを食べる予定だったのですが時間がまだ空いていたのでもう少し見て回ることに。

お次に向かったのはコチラ。

芭蕉・清風歴史資料館。

名前見た時に芭蕉清風ってなんだ?と思ったのですが
松尾芭蕉と鈴木清風なんですね。
展示などを見るとどうやら尾花沢で名を馳せた豪商でありながら文化人としての側面も持つ人みたいですね(昨日仕入れた知識)以下ホームページから抜粋。

鈴木清風の人柄を伝えるエピソー ドとして、次のような伝説が言い伝え られています。清風は、江戸に大量の紅花を運んで、売りさばこうとしました。その時、 江戸の商人たちが、清風の紅花を買わないように結託しました。それに対 して、「どうせ買わないのなら」ということで、清風は江戸に運んだ紅花を全て燃やしてしまいました。大量にあった紅花が全部燃えてしまったことで、紅花が品薄な状態になり、値段も翌日から一気に高くなりました。あわてた江戸商人たちの紅花買いあさりが始まり、これを利用して、清風は3万両もの大金を手に入れました。燃やしたのは実は紅花ではなく、カンナ屑だったのです。

うーん、中々の悪いやつ。今で言う転売ヤー的な。(たぶん違うと思う。)

因みにこちらでもお雛様展が行われており、先程のより多くのお雛様が飾られていてとても楽しく見れました(2分前に聞いた感想)

なんだかんだ40分くらい見てました。ここから歩いて行ける場所に神社があると向かったのは。

諏訪神社。こじんまりとした造り。

賽銭箱も置いてなく地元に根ざした神社と言った趣。
お参りだけして後にしました。

ちょうどいい時間なのでそば屋に。

今回向かったのは来迎寺 きよそば。

中に入るとおばあちゃん家みたいなアットホームさ。
会津若松でお邪魔したいとう食堂さんを思いだします。比較的遅い時間でしたが中には4.5組いました。

オーダを頼み店内を見るのも楽しいひと時

そばを頼むと漬物が付くのですが。

伝わりづらいですが結構なボリューム。

素朴な漬物をポリポリと頂きながら待ってると。先ずは嫁さんオーダーの温かい肉そば(親鳥)到着。

美味しそうな良い写真ですね。(自画自賛)

スープの色とは裏腹にあっさりしてます。麺は間違いなく蕎麦なのですがどこかラーメン感が漂うのはなんでだろう?親鳥のしっかりした食感が良いアクセントになってます。うん、これは美味い。

僕のも直ぐ運ばれました。

板そば普通盛と鳥つけ汁。

早速そばを手繰ってみるとしっかりコシを感じる
好きなタイプ。やはり蕎麦はコシを味わえる板が1番好み(2度と温かいそば食べるなよ!)正直鳥つけ汁は要らかったかも…結果、味噌汁感覚で頂きました(つけ汁に浸した回数2回のみ) 団子でお腹は膨れていたモノの余裕の完食でした、大盛りでも良かったくらい。

お店を出たら完売の2文字が。どうやら僕らの後1組で売り切れていた模様。

14時頃までに行くのがオススメです。

そんなこんなで日帰り山形旅行はやはり良かったです。これから日本全国で自粛ムードになって行くのでしょう。必然的に家で過ごす時間が増えるので溜まったドラマや小説、ゲーム。部屋の片付け等今だから出来る事をこなしつつ安心して外出出来るその時まで英気を養いたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
そばは十割だよね又は温かいおそばが好き、
来年はお花見したいなと思った方はスキを
押してもらえるとうれしくて励みになります。

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