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第30回 ほんまる神保町の棚主として(最終回)

今村翔吾さん原稿料・印税・講演料・TV出演料
収入の10分の1が報酬

作家事務所として唯一だろうこと4選。

一、社員が10人以上
→私の知る限り3、4人がMAX。

二、金融機関から融資を受けている。
→店舗をやってますしね。銀行さん、信用金庫さん、いつもありがとうございます。

三、原稿料、印税、講演料、TV出演料、すべて会社に入ってること。
→社長は社畜。

四、私の役員報酬が「三」の10分の1程度ということ(半泣)
→でも、みんなで出版界にプラスのことをする方が楽しいんです。それに私は勝手に生き甲斐を感じ、結果として執筆意欲にも繋がってます。

今村翔吾Xより

収入の一割が今村翔吾さんの報酬で、残りは社員への報酬ということか?
尊いかたです。

そんな今村翔吾さんが、社用車ではなく、
自腹で車を購入したYouTubeが話題となっています。

マセラティの新車の価格は、3500万円くらいでしょうか。
新車納入おめでとうございます🍾🎉🎊㊗️

TSUTAYAのトレカショップ
2024年10月現在、
全国で182カ所

レンタルビデオ大手・TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。
レンタルビデオの斜陽化に伴い、現在では「脱レンタルビデオ屋」を進めていて、蔦屋書店や蔦屋家電などの別業態の展開、加えて図書館などの公共施設のプロデュースも手がけている。また、10月には「TSUTAYA Conditioning」というジムの開始も発表。事業の多角化を進めている。
そんなCCCが力を入れる一つが「トレーディング・カード」にまつわる商売だ。

CCCは、主に2つのトレカ事業を行っている。専門店とTSUTAYA付属店だ。

専門店のほうは「TSUTAYA Trading Card」といって、現在、東京の錦糸町・北千住・府中の3カ所に店を構えている。

多くのトレカショップには対戦スペースが併設していて、ここでトレカ好きが集まって対戦をしたり、大会が開かれたりと、カードを通したコミュニティのハブになっている。

果たして、1年後トレカショップは、増えているか?減っているか?

下北沢 三省堂書店が閉店 2025年1月31日

ビルの建替えなんですね。22年間お疲れ様でした。

棚主限定オンライン配信イベント

 12月18日(水)に開催されました。今回は、日販(日本出版販売株式会社)執行役員 ネット営業部部長の沼田大輔さんが登壇。演題は「2024年問題と出版」でした。
 しかし、正直なところ、業界で働く者として、「はじめて知りました」という情報は、なかった内容でした。
 演題の部分「2024年問題」についても、あまり語っておらず、登壇者のキャリアの説明に終始していたので、出版業界のことを、まったく分からない人には、少しは役にたったのかもしれませんが、僕は今回のイベントで得るものがなかった。期待していたので残念。

『ほんまる神保町の棚主に
ついて』最終回

 今回は、この連載の最終回です。
ほんまる神保町から卒業🎓するということでは、ありません。
棚主は、継続します。自分の棚をリニューアルするかもしれませんが、ほんまる神保町の棚主は継続して楽しみたいと思います。

この連載の第1回を覚えていますか?

この連載のタイトル「ほんまる神保町の棚主として」ですが、裏テーマは「シェア型書店は出版業界の未来を変えるのか?!」です。

 結論から言えば「未来」は変わりました。
ただまだこのスピードについて来れていない業界人が多いのも事実です。

現在の書店の形態を整理すると
①新刊書店(委託メインの普通の書店)
②独立系書店(セレクトショップ)
 ※古本のみ、古本+新本、新本のみ
③シェア型書店(リユース)
④シェア型書店+新刊書店
⑤シェア型書店+独立系書店

シェア型書店ができたことで、書店のバリエーションは変わりました。

今後は、現在ある新刊書店が、転貸としてシェア型書店を始めるケースもでてくるでしょう。

新刊書店が次々と閉店しているニュースが報じられています。
このままでは書店が消えてしまうという論調もありますが、自ら本を売るBook Sellerがいる限り、書店は存在すると信じています。

では、今回で「ほんまる神保町の棚主として」は終わりますが、今までお読みくださった方、ありがとうございました。

今後は「書店人の覚書帳」をご覧いただけたら幸いです。

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