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精神科に紹介状を書かれた

えっ・・・?

元々は1年4ヶ月前の腰痛

ことの発端は、去年の3月。「古河はなももマラソン(フル)」を完走した数日後に突然の腰痛。「すわぎっくり腰か」と病院へ行こうとするも、立てないし歩けない。

這うようにして病院へ。

しかし、CT、MRI、レントゲンを撮っても原因不明。

それから1年。相変わらず100kmレースに出たり、ハワイをチャリで爆走したり、2600km連続運転したり、痛みに耐えながらアホをし続けていました(やらなければいいじゃん、という選択肢はなかったらしい)。

サプリや整体、鍼灸、電気治療などをしても、一向に回復の気配はなく。執筆に支障をきたすようになったため、大病院のペインクリニック(麻酔科)宛に紹介状を書いていただきました。

しかし、筋膜(トリガーポイント)への注射や、投薬も、まったく腰痛に歯が立たず。少なくとも、患部が「原因」でないと分かっただけ、一歩進展かも?


「お力になれずに申し訳ありません。精神科に紹介状を書きますので…」

『え?』

「患部が原因でもなく、CTやMRIではないとすると、ペインクリニックでできることはないんですよ」

『え? でもいきなり精神科って…』

「今日、予約取れるか聞いてもらってますので」

『いや、まだ行くって…』

「あ、予約取れたそうです。紹介状はファックスしておいたので、お大事に」

『おいーーーーーーーーーーーーーーーーーー!(志村新八風に)』


いざ精神科の病院へ

ということで急展開…すぎるだろおおおおお! なんでいきなり精神科!? いわれた通りきたけど、ねえ、…窓に鉄格子はまってるよ…。やベーよ(銀さん風に)、怖くないよね? 怖くないよね(>_<)


ガチャ


待合のイスで、なんで寝転がってるの!? 公衆電話にはお金入れないと使えないよ!? 行かない! 乗らない! 大きな声出さない!※コロナ対策版「いかのおすし」


「あ、髪ピンクなんですね。普通ですね。普通ですね」

看護師さん、「普通」ってなんですか!?


過去、精神科には取材で何度もお邪魔したし、偏見はないつもりです。しかし、待合でアマビエちゃんの名を連呼しないでえええええ!(>_<)←コロナ鬱という症状だそうです。


そして診察室へ

「あ、髪色ピンクなんだ。普通だね」

だーかーらー! その普通って何!(>_<)


「紹介状見ましたよ。あなたの症状、うちでも手に負えないから、大学病院に紹介状書くから」

出たー! 必殺たらいまわし! 化粧まわし! 皿まわし!

これだけビビらされて、紹介状代だけとられて。腑に落ちかねた私は、医師にこう質問しました。

『先生、後学のためにお伺いしたいのですが、精神科と心療内科って何が違うのですか?』

「まったく違いますよ。心療内科はストレスなどの心理的要因で、胃など内臓に症状が出ている人が行くところ。神経内科は筋肉の病気、パーキンソン病とかね。脳神経外科は、くも膜下のような手術を要するところ。精神科や精神神経科は、脳の神経が外科的負担を及ぼしていると思われるときに行くところ。あなたの場合は、CTやMRIで異常が認められないから、脳のもっと奥深い神経を調べる必要があるってこと。だから脳外科でも脳神経外科でもなくて『精神科』なんです。あなたの顔色や体型見れば、ストレスで具合が悪くなったようには見えませんし」

…先生、今さらっと失礼なこといいませんでした? 空耳? 幻聴? 耳鼻科にも紹介状?


現代医学で治せない病気

ということで、紹介状2通分の代金は「別に精神科って、精神があれでこれでどうした、って人が行くところじゃない」という知識の対価ということで。

「精神科に回された」って人も気に病むことはないし、差別や偏見の対象にしてはいけないと、思い知らされた数時間でした。

病院5ヶ所目にして、いよいよ大学病院!

過去、脳梁障害や視力など「現代では治せない病気」コレクターだった私のこの腰痛は治るのか!?

乞うご期待、乞う原因解明(>_<)







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