Advent3 今年学んだこと
師走と言われるように今月はなんだか忙しく、アドベントには到底なっていないのだけれど、ゆるゆるやります。アドベントキャンドルは今年もやっていて2つ目のキャンドルに火を灯しました。
https://note.com/kururi_feeling/n/nccd5909e0cf0
今年はなんだかアクティブな機運が高まり、今までなら「なんとなくやってみたいけど無理そう」と思っていたことを次々挑戦していた。そのうちの一つがランニングだった。今までも、ダイエットのためとか、健康のためとかいって、ランニングをしたことはあるものの数回走って終わっていたが、今回は1年続けることができ、目標のフルマラソンを完走することができた。
運動は好きでも得意でもなくて、運動部に入ったこともないし、学生時代の体育は一番評価の低い科目だった。社会人になってデスクワーカーになってからももちろん運動なんてしていなかった。
今回、1年間走り続けて、数回マラソン大会に出て(フルに限らず)、文字では当たり前のことが、実感としてよく理解できるようになった。
練習を続けると走れる距離や余力が変わること、栄養をとっていないと動けないし、栄養をとると動けること、体に合うものを身に着けるとケガをしにくくなること、ぶっつけ本番火事場の馬鹿力では乗り切れず自分が練習しない限り自分の身にはならないこと、初めての大会は緊張でしんどいけれど回数を重ねると緊張しにくくなること。
今までこういうことは知ってはいたけれど、なんとなくでいいでしょと思っていた。自分のキャパシティーを広げるレベルの運動をしたことがなかったから気が付かなかったのだなと思う。
便利なもの、画期的なものがたくさんある世の中で、お金さえ出してモノやサービスを買えば、自分が何もしなくても何かができるようになる気がしてしまうけれど、いくらお金を出せても結局は自分が行動した分しか自分のものにならない。けれどそれは、自分が行動した分は自分のものになるということでもある。
先日劇団四季のアラジンを見た。貧しい青年アラジンは、魔人ジーニーに魔法の力で王様にしてもらうが、王様になっただけでは好きな人と結婚はできない。それどころか嘘をついている自分と生きないといけなくなる。自分が自分であることからは良くも悪くも逃れられない。
情報豊富で、いろんな人の意見や口こみを見られたり、鮮明なリアルタイム動画が見られたりする世の中で「知っている」ことがたくさんあっても、それは実体験にはかなわない。
なるべくいろんな経験をしたいし、身に着けたいことは地道に自分の手を動かしていかないといけないを肝に銘じ、そこに希望を抱いていたいと思う。
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