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「パリジェンヌ」は踏み台。
ファッションや美容を語る上で、定期的に流れ込んでくるキーワード。
「パリジェンヌ」という言葉の存在感と魅力は、女性であれば一度は憧れを抱いたことがあるはずだ。
今回は、パリへの憧れを否定するような短絡的なものではなく、先入観を排除することでようやく、本質が楽しめるようになるのだから、こういう切り口、知っておいて損はないんじゃないのと、そういう話をさらっとしてみたい。
お時間あれば日本語字幕で見てほしい。
Why I Hate the Parisian Girl Stereotype
「パリジェンヌへの先入観が嫌いな理由」
と題された、この15分の一人語り動画。
she's a way of life.
she's spontaneous, romantic, effortless, yet full of contradictions.
like she seemingly spends her day reading at parisian cafes yet somehow rich. she eats croissants all day but she's really skinny.
obviously this is the French way of life that we being sold in media this doesn't exist in real life like.
彼女は生き方そのものです。自発的で、ロマンチックで、程よく肩の力が抜けていて、それでいて矛盾に満ちています。例えば、彼女はパリのカフェで一日中本を読んで過ごしているように見えて、どこか裕福そう。一日中クロワッサンを食べていますが、彼女はとても痩せています。明らかに、これはメディアで宣伝されているフランス人の生活様式であり、現実には存在しません。
私は、こういったイメージ戦略的な固定観念が嫌いなわけではない。
でも、自分がそこに便乗して、キャッキャとはしゃぐことはもうできない。
足湯適度に、そこから得られる効能をサクッと得たあとは、やはり自分の力で自らの心の潤いを補完していきたい。
パリのマダムだって、パリにいるからエフォートレスな装いになれたのではなく、人生を通して辛酸を味わい尽くした先に自分がリラックスできる術を手作りで見つけたに過ぎない。
「パリジェンヌ」も「優雅な生活」も「ロマンチックな恋愛」も
イメージと現実の差にがっかりする労力ももはや勿体無い。
最初からソーシャルメディアの性格を把握しておいて、現実を味わうときには、0からその土俵で戦い、味わって、私にとってそれらのシチュエーションがどう働きかけたのかを言語化していこう。
出来合いのステレオタイプはどんどん踏み台にしこう。
興味があるなら、飛び込む。
けれども、浸り続けない。
「本質」を見つけたなら
その本質の中から、さらに自分に合うものを選んでいけばいい。
〜系女子という中で安住するな。
本当の美意識は、枠を超えていく先にあると私は信じている。