見出し画像

有機栽培/森林農法コーヒー 『ハチドリのひとしずく』 ネットショップにて販売開始。

「くるみの森のネットショップ」にて以前から愛用させて頂いていた有機栽培コーヒー「ハチドリのひとしずく」を販売させて頂くことになりました。

画像1

「ハチドリのひとしずく」このネーミングはまさに運命的な出会いでした。以前ご紹介したあのハチドリのひとしずくです。こちらの商品と出会ったのはちょうど10年前になります。「apbank fes」 という環境に配慮した特別な音楽フェスでした。こちらの商品は有機栽培だけでなく「森林農法」で作られています。

森林農法(アグロフォレストリー)とは森林を守るとともに、生産者さん達が持続的に収入を得ることができる農作物の生産方法です。
アグロフォレストリーは、農業「Agriculture」+ 林業「Forestry」が合わさった造語で、一般的なコーヒー園のように1種類の作物だけを育てるのではなく様々な種類の植物と一緒に育てることでコーヒーの生産がない時期や不作の時でも生産者さんは他のもので生計を立てることが出来ます。また多様な植物を育てることで森を作り、そこに様々な生き物が共生することで農薬に頼らずに有機栽培をすることが可能となり、地球環境も守られ、生産者さん達の健康も守られます。


私自身も珈琲は毎日欠かさず飲むほど好きですが、全世界では毎日25億杯分もが消費されていると言われています。しかし大量に消費される一方で問題も生じています。珈琲は南米を中心にしたいわゆるコーヒーベルトと言われる地域の60ヶ国以上で栽培されていますが、それに伴い大量の農薬が使用されています。また以前から言われていますが珈琲の生産者さん達が得る収入がとても少ないということです。


コーヒーに限らずですが、大量に農作物を生産するために農薬は多量に使われます。もちろん、品種改良などにより害虫や病気に強くなったりもしますし、現在は農薬の安全基準も高くなり輸入物でも日本は残留農薬基準なども厳しいので個人的には残留農薬に関してはさほど危惧しておりませんが、やはり生産過程の農薬使用は気になるところです。無農薬や減農薬というと一般的には消費者の安全目線で語られることが多いですが、農薬を出来るだけ使わない方がいいと思うのは生産者さん達の健康被害を少しでも無くしたいと思うからです。

 

くるみの森のコンセプトの一つに「生産者=消費者」というものがあります。どちらか一つが大きくなりすぎても成り立たない。両方がバランスよくあって初めて適正な取引(フェアトレード)も可能になると思っています。
また生産者は一方で消費者でもあるし、消費者もまた生産者にもなり得る、何かの作り手になっているという思いもあります。誰もが生産者で誰もが消費者である。それぞれの立場になって考えていきたいと思うのです。

「 フェアトレード 」とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い途上国の生産者さんや労働者の方々の生活が守られる仕組みです。基準としては農薬の使用削減や遺伝子組み換え品禁止など自然環境を守ること、児童労働の撤廃なども含まれています。


フェアトレードについてわかりやすい動画があったのでご紹介しますね。

参照


私たちが日頃飲んでホッとしている珈琲のその裏側に誰かの健康やどこかの環境が害されているのだとしたら、出来るだけその負担が無いものを選びたい。そんな想いと、この「ハチドリのひとしずく」の物語やコンセプトに込められた思いを汲んで愛用してきた商品です。
その一杯が森をまもり、森をつくる。そして生産者さん達を守ります
せっかく毎日飲むならそんなコーヒーがいいなと思っています。☕️🐿


*くるみの森ネットショップでは売上の一部を森林保護団体に寄付させていただきます。

くるみの森ネットショップはこちらから🔻


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集