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個別の関節と全身の連動性を見る重要性

こんばんは、理学療法士&ピラティストレーナーの谷田部くるみです。

本日は、大変嬉しい出逢いがありました。

トレーナーとして志高く頑張っている私と同年代の女性2人です。

同年代かつ!同性!!というのは親近感が湧き非常に嬉しいですね〜
沢山良い刺激をいただきました。

もう絶対にまたすぐに会いたい!と思い、解散前に次会う日を決めました 笑

それぐらい心躍る出逢いでした。


誰と出逢い、誰と時間を共にするかで価値観や成長スピードが変わると改めて感じた夜でした。


では、ここからが本題です!

前回は、joint by joint theory(関節の役割)がどのポジション、どの動作でも果たされている状態が「カラダのあるべき状態」とお伝えしました。


今回は、joint by joint theoryを実際にどう活用していくのか?をお伝えします。

個別の関節と、全身の連動性を見よう

機能不全が生じる際は各関節の役割が破綻しているときです。
改善のためには各関節の役割(個別)を見ることに加え、関節の連動性(全身)を見ることも重要です。

姿勢は、joint by joint theoryにそって全ての関節の役割が果たされていれば整います。
(もちろんその他にも感覚受容器の問題などもありますが、今回は割愛します)


しかし動作はそれだけでは不十分です。

なぜなら動作時、関節は単体で動くことはなく必ず他の関節と連動しながら動くからです。

例えば椅子の立ち座り動作では、股関節だけが曲がることはなく膝と足関節が同時に曲がることで動作が行えます。

これはスクワットでも同じですね。

そのため、立ち座りやスクワットでは股関節・膝・足が連動して動く必要があります。

この連動性が失われた状態で動作を繰り返していると、動きすぎている関節に負担がかかり痛みが生じます。

ポイントは2つ
①joint by joint theoryにそって個別の関節の役割が果たされているのかを見る
②動作時にも個別の関節の役割を果たしながら連動して動いているか見る


ではなぜ、連動性は失われてしまうのでしょうか?
それは、運動連鎖と関係しています。

運動連鎖(kinetic chain)

運動連鎖と呼ばれる理論がカラダにはあります。

足から肩にかけての運動連鎖(上行性運動連鎖)と、骨盤から足にかけての運動連鎖(下行性運動連鎖)があります。

関節はチェーンのようにどこかで「ねじれ=機能不全」が起こると他の部位にも波及していきます。

この「ねじれ」を解くためには個別の関節を正すだけでは不十分であり、関わる関節全てを整える必要があります。


関節のどこかに「ねじれ」があると、OKC(末端が接地せずフリーもしくは非荷重)での動き、CKC(末端が接地しているもしくは荷重下)での動き、どちらでも影響が生じます。

そのため改善には、どこの関節から「ねじれ」が生じているのか機能不全の根本原因を見抜く必要があります。

=動作評価が必要 となるわけです。


そして、個別の関節を整えることと、動作時に全身を連動して動かせる動作学習を促すことが必要です。


本日のまとめ

・joint by joint theoryを活用して、個別の関節の役割が果たされているか見よう!

・動作時にも個別の関節の役割が果たされながら連動して動いているか見よう!


本日は以上になります。
今後、症状別の姿勢&動作評価をjoint by joint theoryや運動連鎖の視点からお伝えしていきます☆


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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