<幼保無償化制度>共働き家庭の子供の進級先(⑥育休延長して育児に注力する決断)
こちらはこの記事のマガジンの6回目で、5回目の記事の続きです。
前回の記事からの経緯
我が家は共働き家庭ではありますが、2020年度に年少を迎えた息子(第1子)の進級先は、保育園ではなく幼稚園にすることにしました。
ちなみに現在は1歳の第2子のための育休中です。
私の住む自治体の保育園事情としては、非常に優位に保育園に入ることができるにも関わらず、敢えて兄妹別園送迎といういばらの道を選択した経緯について、マガジン形式で綴っています。
初回にご紹介した章立ては以下ですが、本記事では「⑥育休延長して育児に注力する決断」について記載します。
マガジンの章立て
【前編】入園前の話
①幼稚園を視野に入れたきっかけ
②私の仕事内容・働き方
③悩みに悩んだ子供の教育方針
④保育園を選ばなくて本当に良いのか
⑤別園送迎を乗り越えるための準備
⑥育休延長して育児に注力する決断 ←本記事はこちら
⑦まとめ(共働きで幼稚園を検討する方へ)
【後編】入園後の話
※実際に入園してから章立てを考えます。
■はじめに
こちらの記事では、下の子(5月生まれ)の育休を年度末(3月)で終了させず、翌年度初(4月)復帰を見送り、育休を延長してまで上の子を幼稚園に入園させた件について記載します。
育休制度とは、子が1歳の誕生日の前日まで取得可能な休業制度ですが、子が1歳の誕生日時点で預け先が無いなどといった業務をできない理由がある場合には、子が1歳半年を迎える日の前日まで申請により延長可能、1歳半時点で同様の事情がある場合は更に最大で子が2歳の誕生日の前日まで延長可能な制度(延長期間中も所定の計算による育児休業給付金も支給される)です。(2020年時点)
よって、首都圏など待機児童問題が深刻な地域では、年度初めの4月の0歳クラスでないと定員が空かないケースが多いため、(受け入れ最低月齢を満たした上で)育休は延長せずに子が0歳の翌年度4月までに復帰するケースが一般的と認識しております。
しかしながら我が家においては、上述の一般的なケースでない選択をしたことで、多くの方からの反感を買うことは承知しております。
「育児を言い訳にして本当は仕事する気ないでしょ?」と問われたら、NOと回答しますが、他人がそのような疑問を投げかけたくなるお気持ちについては理解します。
他人がズルをしているように見えるのが許せないというネガティブな感情がもし沸き起こるのであれば、それはきっとその方も本当はそうしたいのにそうできない状況だから我慢をしているからなのでは?と私は思っています。
それは非常にお辛いことだと思いますので、私が現時点でその選択が許されている状況については周囲の方へ大変感謝をしております。
当然ながら長く育休を取った分だけ復帰後業務を遂行することに苦労をするのは自明ですが、それは自己責任です。
前段が長くなりましたが、この記事は保育園不承諾以外の家庭の事情で、大きな声では言えないけれども育休を延長したいと考えていらっしゃる方に読んでいただけると幸いです。
⑥育休延長して育児に注力する決断
1、年度初の4月復帰は絶対に不可能なのか?
そもそもですが、上の子を幼稚園に通わせたからといって、4月復帰が絶対にできないというわけではありません。
但し、預かり保育がある幼稚園でも、幼稚園は保育園よりもかなりゆっくり慣らし保育を行いますので、どんなに早くても4月下旬復帰でないと、よほど祖父母などに送迎を頼める環境でないと難しいと思います。
近所のママ友の話によると、2歳クラスまで保育園に通っていた子供なら、3歳クラスから保育園に転園した場合は数日から1週間程度で慣らし保育は完了すると聞きます。
しかし幼稚園は、何日までは午前保育、何日から何日はお弁当や給食ありだけど午後保育はなくお昼に降園など、全体で同じスケジュールが細かく決められているので、預かり保育の担当者と交渉次第になると思います。
ですので、上の子を幼稚園に通わせても、下の子を同時に保育園に通わせながら4月復帰は物理的には可能です。
が、私自身振り返ると、現実問題色々と不慣れで最初の1ヶ月は特に大変だったため、4月復帰を見送って良かったと思っています。
(実際には、コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、4,5月は完全自宅保育のため、上述でいう「4月」復帰というのは2ヶ月後ろにスライドした「6月」のことだと思ってください。)
では、育休を延長したということは下の子は当然自宅保育なのか?それとも保育園に預けるのか?いやいや復帰せずに保育園に預けることはそもそも原則不可能でしょう?といった、極めてセンシティブな個人情報をこの節では深堀りするため、大変恐縮ですが以降は有料公開とさせていただきます。
小項目は以下です。(節番号は前節からの通番とします。)
2、下の子の保育状況
3、育休制度の抜け穴とは
4、私の育休終了予定時期
5、下の子の保育園の決め方
6、小学校を見据えた話(育休延長の本当の理由)
もしお子さんが2人以上いる、または歳の差をあまりあけずに産もうと計画されている方で、上の子の学年や進級先と絡めて下の子の育休をどうするのかについてご興味がある方にとって、参考になれば幸いです。
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