発達が凸凹
お子さまの発達のことで、心配なことや困りごとはありませんか?
うちの子は、重度の知的障がいがあり、特に運動機能面、言語発達が著しくゆっくりと成長します。
ですが、精神面は急に成長する時期がありました。
理解していることとしていないこと、出来ることと出来ないことの差がアンバランス過ぎて、何より本人もモヤモヤしている様子がありました。(現在もあります。)
色々な例えがあるのですが、洋服や靴下や靴を履くことは理解しているのですが、実際洋服を着たり、靴下を履いたり、靴を履こうとしても、手先が思うように使えない。
段々と、「できない!できない!」と言うようになり、ゆっくりと時間をかけて頑張ればできることも、しなくなるようになります。
頼んだ方が早いからとか、できないことで自信をなくしていくようでした。
あとは、言葉の表出は苦手だけど、大人の話している内容はわかる!ということも多々あります。
あまり話せなかった頃の娘は、一見何も理解してないように見えるのですが、家での生活に関することや、親や他の大人の話すことはかなり多く理解していました。
3歳の頃から関わってくださっている言語聴覚士の先生からも、他人は理解し辛い部分がたくさんあると言われていました。
わたしたちも、小さい頃から関わってくださる方々も、わかる人にはわかるのですが、一瞬あっただけとか、毎回短い時間しか過ごさない間柄の人から見ると、何も理解していない子に見えていたように思います。
娘がわざとわからないフリをしたり、わざとおかしな様子になることもあるので、そう思われても仕方ないのですが、わたし達も本人も、悔しいような、悲しいような思いは一杯しました。
みなさんもそういったことはありませんか?
【考えられる理由】
・病気の特徴によるもの。
・できることとできないことの差が大きく、分かりづらい。
・運動機能面、言語面、精神面の成長のスピードがバラバラ。
《対処法》
・一般的な成長段階と比べない。(これはどんなお子さまにも言えることだと思います。)
・母子手帳や育児書は見ないか、参考までにする。
・その子なりの成長を記録する。(どんなに細かいことも、後になり、なぜそうだったのかなどわかることが多々ある。)(こうしたらこうなった!が沢山集まると、対処の仕方がわかるようになる。)
💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ 10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。
オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。
私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。
そこから拾い上げてきた対処法です。
全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。
全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。
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