ドライヤーを嫌がる
お子様がドライヤーを嫌がることはありませんか?
うちの子は、ドライヤーが本当に苦手でした。
【考えられる理由】
・音が苦手。
・風が顔に当たるのが苦手。
・頭を触られるのが苦手。
・乾かす間、じっとしているのが苦手。
・感覚過敏によるもの。
《対処方》
・お子様の好きな歌を歌ったり、数を数えたりしながら意識をそらす。
・一度に全部乾かそうとせず、少しずつ乾かす。
・お子さまの好きな食べ物をずーっと言っていく!
リズムに合わせながら、うちの子の場合だと、♪ぎょうざ〜ラーメーン、とーまーとー、サーラーダー、トーリニクー、ブータニクー、ぎゅーうにくー♪などなど、何でもいいので、お子さまが興味のあることで試してみてください。
うちの子は現在、歌に飽きてきていて、この食べ物シリーズが大のお気に入りです。
なるべく繋がり(野菜の種類や肉の種類)を持たせてみたり、味や温度などの特徴(〇〇味の〇〇、冷たい〇〇、あったかい〇〇など)を入れてみたり、ミニミニ勉強タイムになるようにも心がけています。
うちの子は、机に向かって勉強するのは苦手ですが、歌にしてしまうと自然と色々覚えることも増えています。
お子さまの数だけ色々なやり方があると思いますが、とにかく色々お試しになることをオススメします。
子どものことを考えれば、苦手なものは苦手だし、したくないことはしたくないのは当然です。
以前のわたしは、時間に余裕がある時は、上に挙げたような対処方をとっていました。
歩けるようになった娘は、ドライヤーから逃げようとすることも多く、各部屋のコンセントや延長コードを使い、なるべく娘を自由にさせて、短時間ずつドライヤーを当てて乾かすということもしていました。
ですが、いつもいつも時間に余裕がある訳ではなく、いつもいつも穏やかな心で娘に接してあげれる訳ではありませんでした。
今思うと、少しくらい髪の毛が濡れていたって、髪の毛が翌朝爆発していたっていいと思えるのに、当時のわたしは必死でした。
ちょっと考えればわかるようなことも見えなくなるくらい必死でした。
お互いにとって、完璧を求め過ぎないことの大切さを身に染みて感じています。
{使えるグッズ}
吸水力抜群のヘアドライに適したタオルなどがたくさんあるようです。
まだまだ他にも色々あるようです。
タオルドライをしっかりするだけでも、ドライヤーの時短になります。
娘も今ではドライヤーにだいぶ慣れています。
嫌がるときもあれば、自分で耳の近くにドライヤーを持っていって、音を聞いている様子が最近ありました。
これはどういうことなのかはわかりませんが、専門家の方に話を聞くと、この行為の意味もわかるかもしれません。
わかりましたらまたお知らせいたします。
💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ 10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。
オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。
私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。
そこから拾い上げてきた対処法です。
全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。
全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。
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