見出し画像

重いので間にはさみます。

へいたいたちは、小さな国の 人びとと おしゃべりをし、めずらしい 石けりを おしえてもらい、むかしばなしに 耳を かたむけました。
小さな国の 歌を ならい、じょうだんを きいて わらいころげました。

せかいでいちばんつよい国 デビッド・マッキー:作
なかがわ ちひろ:訳(2005年)

兵隊がいない小さな国に行った、大きな国の大統領と兵隊たちの一場面の様子ですが、絵もとても素敵なのです。

読み聞かせは、何より子どもたちに楽しんでもらう時間にしたいと選書していますが、ここ2年くらいは様子を見て半年に一度くらい
「へいわ」や「せんそう」という言葉が入った本を読んでいます。
15分間で低学年では3~4冊、高学年では2~3冊にしていますので、
その日は3冊にして必ず前後にテンポがよく関連性が無いおもしろい絵本にするのです。
「知って欲しい、でも朝から重い気持ちにならないように」
と、願いながら…。

もしも大人の方たちに読み聞かせをする機会があれば、
この絵本を一番に読みたいと思います。
公立図書館では蔵書を検索できる所も多いので、
もしお近くにあれば、一度でもご覧になっていただけたら嬉しいです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?