ランニングも基本が大切 でも楽しみ方は出鱈目でもいい

近年のランニングブーム

2007年に第1回大会が開催された東京マラソン、2008年開始の特定検診・特定保健指導いわゆるメタボ検診などを機に、自分の体を管理しマラソン大会を楽しもうという人々が増加、都市型のマラソン大会が続々と開催され、ウェアやシューズも華やかさを増すなど、世代を問わずランニング人口が急激に増加しました。

マラソン_2

参加料を払えばどんな大会でも出場できていた時代から走っている人たちからすると、大会のエントリー料が平気で1万円を超え、マラソン大会で抽選倍率が10倍を超えるなど考えられない状況ではないでしょうか。
この記事を書いている私(Aawaji KURUMA Baseの長岡)もその一人です。

いつの時代も基本が大切

世代を超え多くの人々が走る時代となり、大会の様子もランナーが日常走る場所の様子も市場も以前とは様変わりしましたが、変わらないものもしっかりとあります。

それは何かというと、人間の走り方。
様々な環境が変化しても、基本的な走り方だけはいつの時代も変わりがありません。

次々と新しい素材が開発され、進化が著しいランニングシューズですが、それを履き走る人間には50年前と今でもほとんど変化はありません。
つまり、どれだけモノが進化しようが、人間の形が変わらない限り長い時を経て培われてきた人の走り方の基本は変わらないということです。

道具を見直す前に自分の走りを見直そう

新しいモノや話題になっているモノがあると気になるのは、人間が生まれながらにもつ本能のようなもので、次々と新しいモノを使用するのも決して悪いことではありませんが、モノは形が大きく変化することがあります。
ランニングシューズは特によく考えて選ばないと、故障の原因となり後悔することも少なくはありません。

もっと速く走りたい、もっと楽に走りたい、そんなとき先ずはモノではなく自分の走りを見直すことをお勧めします。
自分の取り組み方を見直すことをお勧めします。

それが最も安全で確実なアプローチ方法ではないでしょうか。

走り方は基本を大切に でも楽しむ方法は何だっていい

「走って何が楽しいの?」これまで数えきれないくらい耳にしてきた質問です。

私個人的には、走ること自体はそう楽しいとは思いませんが、走ることで楽しみの幅が広がることが大好きです。
走ることに何かをプラスしたり、何かに走ることをプラスしたりすることによって、様々な楽しさを味わうことが好きです。
大会などで全力を出し切った後の充実感や達成感が好きです。
仲間と一緒に走るのは楽しくもあり、刺激にもなります。

マラソンだけがランニングじゃない

マラソン大会に向け日頃からトレーニングで走り、大会で全力を尽くし達成感を味わう、それも一つの楽しみ方ですが、個人でマラソン大会に出なくてもランニングの楽しみ方は他にも色々とあります。

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・仲間とチームで頑張るリレーマラソンや駅伝
・自然の中でリフレッシュするトレイルランニング
・のんびり観光も楽しむマラニック
・GPS機能を利用したお絵描きランニング
などなど、走ることは様々なことと組み合わせやすいので、アイデア次第でいくらでも楽しさを見つけることができるのです。

「走って何が楽しいのか?」ではなく、

「走ってどう楽しもうか」

これを考えるだけでも、私はワクワクして走る前から楽しい気分になります。
さらに、誰かに楽しんでもらおうと考えると、よりワクワク楽しい気持ちが大きくなります。

何が楽しいのかと考える時間があるのならば、どう楽しむかを考えることを楽しんではいかがでしょうか。

Aawaji KURUMA Base
長岡一幸


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