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クルクリ世界遺産news 骨と地層と想像力

クルクリ世界遺産noteにご来場ありがとうございます。
世界遺産という『扉』から旅に出る。クルクリ的学びと、壮大な妄想時空旅行の記録です。まだまだ未熟な学びですので、学術的な正確さについては寛大な心でご容赦ください。

はじめに

ワクワクが…

ワクワクが止まりません!

ワクワクすぎて鳥肌がブッツブツです!!

2時間の番組あっという間でした。

2014年、北海道で巨大恐竜カムイサウルスの全身骨格を発掘したことでも知られる、日本が誇る凄腕化石ハンター!

今回番組の舞台となったのはモンゴルのゴビ砂漠

ちなみにゴビ砂漠はまだ世界遺産ではありませんが、モンゴルの暫定リストに『大ゴビ砂漠』として入っているそうです。

そこは、映画『インディー・ジョーンズ』のモデルともなった探検家ロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に世界で初めてゴビ砂漠を探検し、恐竜化石の発掘を成し遂げた場所。

ひとりの探検家が活動できる時間は短いものだ
これから先ここは別の探検家の発掘場所になるだろう
我々はほんの表面を引っ掻いたにすぎない
ここにあとどれくらいの宝物が埋まっているのか私には想像もつかない

探検家 ロイ・チャップマン・アンドリュース

番組冒頭からハートを鷲掴みにされました。

以前、クルクリ世界遺産noteでも時空旅行した恐竜大繁栄時代。

白亜期後期の最強捕食者といえば、お馴染みのティラノサウルス

ティラノサウルス類の祖先はジュラ紀に現れたプロケラトサウルス(全長3m)と言われている。彼らが全長13mに及ぶ巨大恐竜に進化する過程は謎に包まれた空白期となっている。

今回のゴビ砂漠の化石からは、その空白期のものが期待されるというのだ。

移動、食事、探索、発掘と、まるで自分がこの探索チームの一員に加わっているような気持ちになる番組構成もまたツボでした。

広大な砂漠地帯の中で、『ファルコンアイ』と呼ばれる小林先生の目は、太古の世界の欠片を次々と見つけていく。

古生物学者はリアルタイムトラベラー。
地層からかつての地形、化石からそこに行きた絶滅種の営みが見える。

小林先生の目を通した砂漠の景色はこうだ。

川が流れ、木々が茂り、ぬかるんだ道を恐竜の群が闊歩しているのだと。

それは科学的根拠に基づき、想像力で彩られた世界。

あぁ、楽しかった!

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クルクリ
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