受験合格の絶対法則と、国公立二次試験に向けてすべきこと。

お久しぶりです。狂葉です。

いやー、ついに二次試験ですね。
2/25、そして3/10は死ぬまで受験の日を思い出すんじゃないかと思っています。

取り敢えずは共通テストお疲れ様でした。(今更)


では本題に入りましょうか。

合格の絶対法則というなかなかインパクトのある題名ですが、合格者の共通点があるのでそれを解説したいと思います。

まず全ての試験において思うことがあるのですが、易化したやら難化したやら、傾向が変わったやらってのは、それまでに悔いのない勉強をしてきた人にとってはどうでも良い話だと思うんですよ。

これは「私には解けない問題など無いからどんな問題でも来やがれ!」ということではなく、

試験において大切なのは「これまで勉強してきたことをミスせずに取ればOK」という思考です。

なので、問題がどうだったかは正直どうでも良くて、自分が正解できる問題を確実に正解していくことが大切なのです。

個々で問題が違うというのならば、試験の内容の変化に焦ることはあるでしょう。

しかし、全員が同じ試験を受ける中で重要なのは
合格者が正解できる問題で確実に正解することです。

別に傾向が大きく変わろうがその中で取れる問題だけをいつも通り解いていけば良い。

そのためには先程お伝えした通り、悔いのない勉強が必須です。

この大学に受かるためには、このぐらいの点数が必要で、そのためにはこの参考書を仕上げる必要があり、これを試験までに仕上げるには1ヶ月でこのぐらい終わらせればいい。

このように着実に努力を重ねていくことが重要です。

その結果として、自分の学力レベルが形成され、当日は自分のレベルの問題をミスなく解き切れば良いわけです。

例を上げれば、本番までに10レベルを目指して努力を重ねていき、ちゃんと自分のレベルが10レベルになったとしましょう。

共通テストの問題も10レベル前後にしましょうか。

ところが蓋を開ければ15レベルの問題が何問もありましたと。

10レベルの君は落ち着いて他の7レベルや10レベルの問題を確実に解き進め、感想としては
「なんか難しいのあったなぁ。」

これだけです。

10レベルの大学を目指しているとすれば、殆どの受験生はその15レベルの問題を解き切れていませんし、解けた人が居ても何も焦ることはありません。

なぜなら自分が解くべき問題で正解を積み重ねているから。

無論、解くべき問題で落とせば他の受験生と差に繋がってしまいます。

分かりますか、これが合否の差であり、解くべき問題で絶対に落とさない。
これこそが本番までに付けるべき力です。

逆に本番までに自分を10レベルにするつもりが、8レベルまでしか行かなかった。

そうです、これが後悔が残る勉強でしょうね。

そういう人は大抵、本来取れるはずの問題でミスを連発し、解く必要もない15レベルに圧倒され、試験後には「難化した...」やら「オワタ...」となってしまうわけですね。

言うまでもないですが、ちゃんと10レベルになった人が焦る必要はないですからね。

周りの10レベル(同大学志望)の人は殆ど解けませんし、傾向が変わってたならそれは皆変わっています。

まぁ後悔のない勉強が出来た人も、出来なかった人も、どんな状況においても

解ける問題を確実に解く。

これだけを抑えておいてください。


次に国公立2次試験が迫っているということで本番までにすべきことを解説します。

それは過去問を20年分解くこと!

ではなく、今まで使ってきた参考書の復習です。

固定の記事でも解説しましたが、基本的に過去問というのは傾向を掴むものであり、直前に学力を向上させるものではありません。

過去に10年分を解いたことがあって、先述したように解くべき問題で落としてしまっていたから、その問題を復習する。

これは過去問の使い方として最高です。
固定記事にも過去問は解いた瞬間から貴方の問題集、とお伝えしている通りです。

しかし、直前になって解いたことの無い過去問を進めるほど無駄なことはありません。(解いても絶対に5年以下にしましょう。)

何故なら大学受験という枠組みの中で問題が出題されるからです。

つまり、今まで解いてきた参考書にこそ対策すべき課題が眠っているということです。

極論を言ってしまえば傾向に慣れるというのは1年分で十分です。

では何故東大や京大では20年以上の過去問が販売されているのか、そして、それを解く人が居るのか。

答えはシンプルで、上澄み層が更に極めるためか、何も考えずに勉強しているからです。

やることがないから過去問、直前だから過去問、こんな人達を相手にする必要はありません。

直前で過去問に手を付けていない人にとって、過去問は問題形式になれるためだけのものと言っても良いです。

では1つお伺いします。

過去問から本番の問題が出題されるのですか?

違いますよね、多岐に渡る範囲から出題され、それらは参考書で得た知識から構成されますよね。

現在山形大学医学部を目指す生徒を指導しているのですが、2016か18の英語でいきなり傾向が変わっていて驚いたと。

これはどの大学でも起こり得るお話なので、直前期に過去問演習だけをするのは返って自信喪失やこれまでの勉強に抜けが出るのを避けられません。

その子には絶対法則と今すべきことをお伝えしました。

もちろんですが、過去問演習もして参考書も復習して、と器用に出来るなら何の問題もありません。

しかし、その過去問演習をしていた時間に、どれだけ今までの勉強を復習できたか、そしてどちらが本番で確実に得点を積み上げられるか。

過去問は傾向を掴むもの、直前の学力向上は、これまでの勉強に全て詰まっています。


後悔のない勉強をして、合格を勝ち取ってください!!!
心の底から応援しています!


ではまた。

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