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自由研究には向かない殺人

世間的に「夏休み」期間中と言われる8月中に是非とも読み終えたいと思っていた作品がありました。
それが、ホリー・ジャクソン著「自由研究には向かない殺人」です。
言わずもがなの大ヒット作品であります。
(若干のネタバレがあるかもしれません。気になる方は引き返してください)

装丁が結構好きです。

主人公のピップは自分の暮らす街で起きた少女の失踪事件と、犯人とされた交際相手の少年が自殺した事件について、自分の信念に基づき、真実を明らかにすべく関係者にインタビューを試みます。
高校卒業に必要な資格である「自由研究」の題材であると称して。

海外作品あるあるだと思うのですが、物語の登場人物の名前がなかなか覚えられないので、その関係性もまたなかなか把握できないところがあり、序盤は結構苦労しました。
しかし、殺人事件を犯したとされる少年の家族が世間的にかなり窮屈な暮らしを強いられていたり、行方不明になった少女の家族の苦しみも理解されてくると徐々に引き込まれていきました。
物語の展開も起伏があり、ピップに脅迫のメッセージが届くあたりからは緊張感も増してきて、最後まで飽きさせない内容だったと思います。

実はこの作品初版で購入していたので、結構積読のまま本棚に眠っていました。


初版が2021年だから、3年積んでたってこと…?


ですが、XなどのTLにて目にする機会も多く、この度読み終えることが出来て本当に良かったと思っています。
もちろん続編も購入しているので、いずれそのうちに…
あと、Netflixでは映像化もされているみたいなので、そちらも是非とも視聴したいと思います。

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