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読書の連鎖反応

エッセイを何冊か読んだことがある人には伝わると思うのですが、
エッセイは著者が感じたことや体験したことなどが綴られていることが多いので、
そこで書かれているテーマで取り上げられた別の作品だったり、
その思考に至るまでに影響を与えた作品などが紹介されていることがよくあります。
で、困ったことに、そこで紹介されている作品は、面白そうだなあと思う確率が高いのです。
(そりゃ、興味関心をもっている人が「面白い」とか「影響された」とか書いていたら、気になるに決まっていますが…)
そうなると、「それも読んでみたいな」と連鎖反応のようなことが起こります。

今、エッセイを8冊併読しているのですが、そのうち2冊でそういうことが実際に起きており、途中でそれらに手を伸ばしてしまっています。
脱線、脱線、です。

ですが、この脱線して読んでいる本というのは、おそらく今の作品を手にしていなければ読むことのなかった本だったと思うんです。
そう考えると、この本の繋がりって面白いと思いませんか?

もっと飛躍して考えると、SNS上に載せられている本の読了コメントなんかも、連鎖を生む大きなきっかけになっています。
まだnoteを始めたばかりなのですが、この場所でもまたそのような素敵な連鎖のひとつに自分も関われたらいいなと思います。

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