ノリタケの森で高級食器にうっとり【新幹線で名古屋 女ひとり旅#16】
名古屋城の観光を終え、なごや観光ルートバス「メーグル」を使って次の場所に向かいたいと思います。
名古屋市内の交通機関は、バス・地下鉄と非常に便利ですが、この「メーグル」は観光地同士をダイレクトにつないでくれるので大変便利です。
1DAYチケット大人 500円ですが、私は1階しか乗らないので普通にSUICAで乗車します。市バスと同じ210円です。
やってきたのは「ノリタケの森」
地図をご覧いただくとわかるように、44,960 m2の広大な敷地です。南側にコマーシャルゾーン、中央にゲートウェイ、北側に自然系ゾーンが配置されています。
この場所は、ノリタケカンパニーリミテドの前身である日本陶器合名会社の工場があったところで、当初は食器の生産が行なわれていました。
その後、ここでの食器生産が終わり、残った赤レンガ製の工場の建物群の活用が検討され、この「ノリタケの森」の設立がされたのだそうです。
赤レンガ建築、6本煙突、などは、経済産業省 近代化産業遺産に認定されています。
ライフスタイルショップ 「ノリタケスクエア名古屋」にやってきました。
早速入ってみましょう。
ノリタケ製品の数々や、日々の暮らしに馴染むカジュアルな食器、テーブル周りのコーディネート雑貨なども充実したライフスタイルショップです。
季節や歳時記に合わせて限定販売される「森のベアシリーズ」はノリタケの森限定。コレクションとして大人気だそうです。
なんと、金シャチもっているベアもいます。
館内にはカフェもあります。
次にクラフトセンターに行こうと思います。1・2階 クラフトセンター、3・4階 ノリタケミュージアムになっていて、入場料は大人 500円。
こちらが三階のノリタケミュージアムです。
しょっぱなから豪華な花瓶がお出迎えです。
ノリタケの前身である日本陶器は、1904年創立以降、工業製品として食器を製造してきました。
ノリタケはこれまでに様々なデザインや素材開発を行ない多くのディナー皿を製造、世界の食卓を彩ってきました。
ミュージアムでは、ディナー皿とともにその時代に起きた歴史的、社会的出来事もキャプションで紹介されています。
大正から昭和、平成のデザインの流れを世相とともに辿ることができるのが興味深いです。
テーブルセッテングも美しくて、こんな食卓を囲めたらこころがおどりますね。
4階の展示室にやってきました。
こちらでは、豪華で煌びやかな「オールドノリタケ」やノリタケの歴史、
「画帖(デザイン画)」が展示されていて、かなりの見ごたえがあります。
また、子供たちも楽しめるように、『ジュニアセルフガイド』というものも用意されて作られた年代や場所だけでなく、モチーフや作品の特徴などが説明されています。
あわせて鑑賞すると勉強になりそうです。
さて、ノリタケの美しい食器と、森の緑を堪能しましたので、次に向かいます。