見出し画像

天然氷のかき氷。美味!【秩父長瀞女ひとり旅#6】2022年10月

13:30 上長瀞まで散策します

長瀞にきたら絶対味わいたい、阿佐美冷蔵のかき氷。
寶登山道に支店があるのですが、火曜日は定休日なので
上長瀞にある金崎本店に行こうと思います。

電車でも行けますが、ここは歩いてアクセスします。徒歩で20分弱の道のりです。

途中、先ほどライン下りで急流スポットだった「小滝の瀬」を見ることができました。

こうしてみると、こんな狭いところをあの小舟で下ったの?!と改めて驚きです。船、来ないかなあとしばらく待ってみたのですが、残念ながら来ませんでした。

次の立ち寄りスポットは「月の石もみじ公園」です。

長瀞No.1の紅葉スポットとして有名で、毎年11月上旬~12月上旬の紅葉シーズンは多くの観光客で賑わうそうです。毎年11月には『長瀞紅葉まつり』が行なわれ、その一環でライトアップが実施されます。2022年11月1日(火)
約50本のオオモミジなどがライトアップされ、カメラ愛好家を始めとして多くの人々で賑わうそう。
でも、まだ緑色のこの時期は、公園に気づかないほどこじんまりとした公園です。
高浜虚子の「ここに我句を留むべき月の石」と書かれた句碑に由来する公園でもあります。

仲秋の名月をイメージして詠まれたと伝えられています。

「月の石もみじ公園」の真向かいには、埼玉県立自然の博物館があります。
このスポットの気になるポイントはこちら。

パレオパラドキシアです。
今から約2000万年前から1100万年前まで生きていた絶滅哺乳動物で
日本では、見つかった化石のうち、5分の1にあたる10標本は秩父地域で産出しています。


SLパレオエクスプレスのパレオくん&パレナちゃんはこの絶滅種にちなんだものなのです。

さて、そうこう言っているうちに、『阿佐美冷蔵 金沢本店』に到着です。繁忙期には待ち時間がじつに3時間を超えるという大人気店。今日はどうでしょうか?

敷地に入ると、まず受付がありるのでそちらに向かいます。

ああ、そんなのすぐに決められない!と思ったのですが、
結局迷って、新館にしました。
ちなみに、新館は子供が入れない大人の空間とのこと。楽しみです。

係の方に案内されて本館に向かいます。

案内された席は、和風モダンのおしゃれな空間。


テラス席もよさそうですが、ちょっと特別感があり、テンションが上がります。

メニューを改めて確認です。

蔵元秘伝みつのかき氷にしようと思って入ってきたのですが、
大人のかき氷、つまりお酒が使われたかき氷があるというので
こちらにすることにしました。
『大人のかき氷|粟 & ラム酒 マロングラッセ風 白玉つき 1,300円』

お茶をいただきながらしばし待ちます。

来ました!
ふわふわの氷大迫力です。


手前がマロンシロップ、奥にある小さい容器に入ったものがラム酒です。
口直しに小さな梅干しがついています。

係りの方からは、シロップを一気にかけると縮んでしまうため、食べる分を少しづつかけるように言われました。

それではいただいていきます。おいしそうですね。

まずはシロップをかけて。
確かに、かけたそばから氷が沈んでいきます。
早く食べなくてはといそぎます、

では。

うーん!
おいしいです。

この氷の滑らかなくちどけと、シロップの大人なお味。もう贅沢としか言いようがありません。


さて、阿佐美冷蔵ですが、全国でもわずか6軒!天然氷の蔵元が営む専門店で、創業明治23年、実に約130年続く老舗のかき氷専門店です。

製氷が行われるのは、12月~2月にかけての真冬。秩父の山深くに巨大な氷池を構え、そこに清冽な伏流水を引きいれて、自然のままに凍らせていきます。

石灰質の土壌である秩父の水は、pH7.8~7.9程度でやわらかく、
旨味もあっておいしいのが特徴です。

天然氷は放射冷却でゆっくり時間をかけて凍るため、
ひとつひとつの結晶が大きくなり、つなぎ目がなく、削ると鰹節のようにつながってふわっとなるそうです。

阿左美冷蔵は夏はもちろん冬でも営業しているそうです。
季節によって違うメニューもあるそうなので、
四季折々で訪ねてみたくなりますね。

氷が解けた後のシロップ水まですべて飲み干しました。
非常においしかったです。

楽しかった秩父長瀞旅もこれで終了。
帰りは上長瀞駅から普通電車帰ります。

さて、長瀞満喫の旅、いかがでしたか?
私はまだ秩父三社のあと一つ、三峯神社(みつみねじんじゃ)にはまだおとづれてれていないので、ぜひまた秩父に遊びに来たいと思います。

動画もあわせてご覧ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?