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これは誰の過ちだ
さきほど速報でプーチンが核使用を示唆してきたとの報道が入った。
そしてそこから矢継ぎ早に続報、ベラルーシ国境付近でウクライナとロシアが会合するとのこと。
これが意味するところはなんなのか。。
ウクライナにとって良い話なのかどうかが重要であって、ウクライナにとっていい結果をもたらすような内容の話であればいいんだけど。
だけれど、なんにせよ今回色々な専門家や識者の方々が言っているようにプーチンがどこまでを狙っているのかが誰にもわからない。落としどころが全く見えない。そもそもこんな事態を引き起こして落としどころも何もあるはずないと思うんだけど。
現政権をひっくり返してロシアの傀儡を築こうにもこんな形で侵略された国民が親ロシアの政権なんて支持できるはずがないし、核を使って第三次世界大戦の引き金を引く愚行を犯すことはないはず。
ただ
今回の侵略行為において軍事作戦や諸外国との駆け引きなどは以前から緻密に構想を練って準備していたように感じられるが、どうも最後の最後の戦争をしかけにいったところのきっかけはプーチン個人の問題が大きいように見えてしまう。
過去に固執した老人のヒステリックな癇癪。諸外国との軋轢が生んだ被害妄想。過去の栄光への妄執。無理やり今回の争いを二項対立の構造にするのなら「古い時代の最期の負の遺産」と「新しい時代」との対立にも見える。
古い時代は力で奪い、従え、支配する。
新しい時代は力を保ち、広げ、シェアする。
古き暗い時代の最期の負の遺産プーチン。
勝手なイメージでしかないですが。そう見えてしまう。
彼の中でどこまで計画として描かれているのか、実はほんとうにもうすでに計画なんてものはなくてただヒステリックに癇癪を起して前後の見境なく暴れ狂っているだけなのか。
とにかく、ここまで起きてしまったけれどここからの最善の道はどういったものなのか。核の脅威で他国の軍事介入は望めない。善戦を続けてはいるが圧倒的な軍備の差があるウクライナとロシア。影響力があるとはいえ即効性に欠ける欧米日の経済制裁。ロシア国内で散発していた若年世代のデモ。
ここから傷口をいたずらに広げずにこれを終結させられる可能性があるものとしたらプーチン政権の失脚しかないんじゃないだろうか。
ウクライナの徹底抗戦により長引く侵略。かさむ軍事費用に軍事力に疲弊するロシア軍。そこに欧米日の経済制裁がかかって打撃を受けるロシア経済。今は情報統制で気づかないロシア国民が多数だそうだが徐々に知れ渡るプーチンの暴挙。止められないSNSでの情報拡散。信用をなくすプーチン政権。そして失脚し政権交代。
こんなことができるのか。誰かにこんなことが起こせるんだろうか。そして僕らにできることがなにかあるだろうか。そんなもの何もないかもしれない。声をあげたところで誰にも届かないかもしれない。手を出したところで何も止められずにケガするだけかもしれない。
だけど、本当にここが世界の歴史の転換点になってしまったと僕は思う。
ここでこの問題に対しての個人的な意見を何ら持てないような人が多数派になるならそれこそ暗い未来に向かっていくしかなくなってしまうんじゃないかな。
どうなるにせよ、意味がないかもしれないにせよ、どんなに小さくても、偽善に見えても、何かできることを探す。それを続けていこうと思う。