9月のうれしかったこと(ささやかだけれど)いろいろ
あっという間に9月が過ぎて、2023年もあと3カ月。去年の今ごろは、コロナ明けに3年半ぶりに日本に帰って、実家の両親の大きな変化にショックを受けていました。
今年の9月は、実家ではあれこれ問題が起きつつも、ニュージーランドで過ごすことができました。そして、私の様子を気にかけてくれる方に会ってお話したり、家族であちこち出かけたり、庭を訪れる鳥たちを愛で、庭いじりを楽しむことができました。
オークランドの春は、雨がしょっちゅう降って、すぐにかーっと晴れるので、虹を見ることがしょっちゅうあります。まだまだ寒くて、朝晩は暖房が必要な日もあります。さらに今日は、大風がぴゅうぴゅう吹いて、植物たちも大変そうでした。暖かくなったと思っても、冷え込む日があるので(真夏でも夜になるとフリースが必要だったりする)、衣替えというものはしなくなりました。それでも、あちこちで春が訪れています。
ニュージーランドに来て20年以上がたちましたが、春を迎えたニュージーランドの9月ってこんなにきれいで、楽しかったのだなあ、と改めて思いました。日に日に、花のつぼみがみるみるふくらみ、芽がにょきにょきと土から出て、あちこちで次々に花が咲いて、私の心は踊ります。
ずっとほったらかしだった庭の手入れがやっと追い付いてきて、ちょっと一息。草抜きは永遠の課題だけれど、植物たちの春の肥料をひととおりやることができました。
仕事では、PDFの編集作業をしていたら、どうにも、こうにも、動作が遅くなって困った日がありました。一文字入力するごとに、うんうん考え込むのです。検索したら、サムネイル画像を削除してみたらいい、というアドバイスを見つけました。これなら言っていることが分かる、やってみよう、とファイルを開くと、4000件以上のサムネイル画像が入っていました。これを2023年9月分だけ残してゴミ箱にごっそり入れて削除したら、さくさくとテキストを入力できるようになって、やれうれし。ささやかな達成感を味わいました。
去年は見損ねた藤がきれいに咲いてくれて、幸せな気持ちになります。来年の今ごろ、どこでどのように9月を迎えているかまったく分からないけれど、この幸せな気持ちをしっかり反すうして、いざという時に思い出せるようにしようと思っています。