新美南吉傑作選
何となくボーッとしているうちに、先月は一度しか博多に出かけなかったのですが、月を跨いで1日の日曜日に、ふらっと出かけてきました。
家にいると、いつでも読めると思っているうちに、ちっとも読書できずにいたのですが、バスに乗れば自然と乗車時間に読めるわけで…。
ここ数年、ものすごい頻度で利用していたhontoが紙の本の通販をやめてしまったので、本の購入冊数はガクッと落ちていました。
少し前に丸善のネットストアがオープンしたものの本を検索しても書影が出ないので、ちと使い勝手が悪く、欲しい本の登録も進みません。
パッと検索して書影を見てパッとポチる、あのスピード感がないのです。
だから実店舗で見てみようと博多丸善に行ってみたけど在庫検索で確かめても、確かに在庫があるはずなのに、検索機が示す場所にお目当ての本を見つけられない。あぁ、哀しきことよ…。
やむなく書店員さんに声をかけて一緒に探してもらったら見つかりました。↓
新美南吉は、子どもの頃に読んだ、『ごんぎつね』や『手袋を買いに』のイメージが強いけれど、知らないお話もチラホラ。そして、詩もたくさん。
絵本ではなく文庫本で読むと、挿絵がない分、想像する幅も広がります。
そして、詩のリズムも好きです。
『おじいさんのランプ』は、初読でしたが、とても良かった。
読んでからずっと、お話の余韻に浸っています。
紙の本をネットで買うと、しばらく待てば手元に届くけれど、やっぱり書店に出向いて棚をまわって、気になる本を手にとって、ゆ〜っくりと選ぶ時間が楽しいのです。
買ってすぐに読み始められるのもいい。
ただ、台風の影響で新刊の入荷が遅れている本もあるようで、見つからなかった本は別のネットショップで注文しました。
届くまで待つ時間も、また楽し…♪ ですけどね。
のんびりモード邁進中ですが、本のない暮らしは考えられないし本に支えられて生きている毎日です。