今日は何の日?#151
9/27 黄ぶなの日
栃木県宇都宮市に江戸時代から伝わる郷土玩具黄ぶなから【き(9)ぶ(2)な(7)】の語呂合わせに因み、同市の黄ぶな推進協議会が9月27日に記念日を制定しています。
疫病退散、無病息災の願を懸けた張り子人形で、正月や節日に玄関や新棚に飾られていました。
栃木県宇都宮市では文化継承の観点から商店街でも活用されています。
私は黄ぶなの存在を知りませんでした。
なんと無知でしょうか。汗
なぜ、宇都宮で黄ぶなが
浸透していったのでしょうか?
有力な説として、江戸時代に天然痘(てんねんとう)という疫病が宇都宮周辺でも流行った際の言い伝えがあります。
当時、地域の村人たちは神に祈りを捧げ、事態の収束を願います。
そのうち、とくに信心深い村人の一人が、現在の宇都宮市中心部の「田川」にて鯉のように大きな黄色いふなを釣りあげました。
そして、神から病人にそのふなを与えるようお告げがありました。
村人はお告げの通り病人にふなを食べさせると、みるみるうちに病状は治っていったというのです。
そのふなの魂の鎮魂や感謝の意味を込めて、村人たちは「黄ぶな」を祀るようになったといいます。
今では紙でできた張り子の飾り以外にもさまざまな「黄ぶな」があり、宇都宮周辺では無病息災の象徴とされているとのことです。
各地それぞれ無病息災に対しての文化が
たくさんあると思うので
教えていただけるとありがたいです!
今までの今日は何の日マガジンを載せておくので
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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