
Photo by
golchiki
都会のド真ん中で携帯ぶっこわれた
ちょっといいホテルを予約してウキウキ気分で
電車に乗った。
今日はプチ旅行。
観光バス乗り場に到着し、
スマートフォンに届いた予約証明書を開こうとしたが見られない。
というか、携帯が動かない。
画面が真っ暗、フリーズ状態。
落ち着け、私。
まだ出発まで1時間あるぞ。
それまでには直るはず・・・
駄目だった。
うんともすんとも言わない携帯電話を抱え、
担当者に何とか事情を説明したけれど
バスに乗車することは出来なかった。
髪を振り乱しながら、
代わりの交通機関や携帯ショップを探すも
タイミングが合わず、望む結果にはならなかった。
泣く泣くホテルへキャンセルの連絡を入れる。
まだ残っていてくれてありがとう公衆電話。
こんなにも10円玉と100円玉を愛おしく感じた日はあっただろうか。
小学生の頃は頻繁にお世話になっていたけど
まさか、こんなかたちで再び使うことになるなんて!
バス代も電車代もホテル代も、もう返ってこない。
折角の計画が全部オジャン。
あー
もうガックシ。
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