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俳句  立夏  (蛙始鳴)

   初夏の空ゆっくりと飛行機雲

   若葉風木の天辺の空も揺れ

   一滴が落ちきるまでを待つ新茶


 蛙始鳴(かえるはじめてなく)七十二候
     田野のカエルが鳴き始める頃

 新緑が沸き立つような眩しさで勢いを増し、
生命の力強さに励まされるような気がします。
さあ新しく始めるのだと言われているようです。

 日常のことで、ついぞんざいに茶を淹れてしまうのに、新茶を淹れる時ばかりは 丁寧に
最後の一滴が美味しい、などと言いながら
勿体をつけます。

写真の絵は 筆者によるものです
     鯉のぼり と れんげ草
七十二候の言葉に 絵と俳句を合わせることに挑戦しています。(只今22/72)


   

   

    

   


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