俳句 育つ
よぎる香や青麦の熟れ始まりぬ
登校の子ら見え隠れ麦青む
青麦の伸びて一年生が行く
穀雨(こくう)春の雨が田畑を潤し 穀物の成
長を助ける 二十四節気
葭始生(よしはじめてしょうず)七十二候
ヨシ アシ が芽を出し始める頃
麦が 育っています。風に乗って 時折 香りが来ます。穂先がぼうっと黄を帯びた麦畠の向こうを 登校の小学生の列が行きます。新一年生に高学年が付き添い並んでいるのでしょうか。頭の凸凹の行進です。
葭はヨシズとなる夏へこれから グングン伸びるのでしょう。生命溢れる季節
写真の絵は 筆者による墨彩画です
七十二候の言葉に絵と俳句を合わせることに挑戦しています。(只今19/72)