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作文での例・根拠・たとえの示し方(日本語教育クイズ! 経験からデータへ 18)

問題

例・根拠・たとえの示し方を日本語学習者に教えるとき、初級→中級→上級のそれぞれのレベルでは、説明文・意見文・歴史文のどのジャンルで練習するのが良いでしょうか?

a 意見文→説明文→歴史文
b 説明文→歴史文→意見文
c 歴史文→説明文→意見文

正解は……










正解 b 説明文→歴史文→意見文

まず初級では説明文で客観的な例を挙げる練習をします。次に中級において過去の事実の根拠として説得力が高い例を挙げる練習をします。最後に上級において妥当な推論を行える例を挙げる練習をするのが良いでしょう。詳しくはシリーズ3巻第13章の新城論文をご覧ください。


■この記事の執筆者
森篤嗣 武庫川女子大学教育学部教育学科教授

■この連載で取りあげている本
現場に役立つ日本語教育研究 全6巻(山内博之 監修)


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