小学生向け認知行動療法をベースにしたストレスマネジメントプログラム①
【感情と自分をきりはなす】
認知行動療法をベースにしたストレスマネジメントプログラムを実践研究していく中で自分がちゃんとこの学問について、整理して話せるように、プログラムを作りながら発信もしていきたいと思います。
認知行動療法の心の向き合い方の一つに「脱フュージョン」というのがあります。人は、何かストレスになる出来事を感じたとき「あー怒られて悲しい。なんて自分はダメなんだ。」とか「もうしんどい。やめよう。またあきらめてしまった」みたいに頭に思い浮かんだ思考を自分につなげてしまい、本当に自分がダメな人とかあきらめる性格だと思ってしまうことがあります(認知的フュージョン)。これを繰り返していると、自分はダメな人、あきらめる性格の人として行動してしまうようになってしまい、本当にそのような性格を自分で現実化していきます。そうではなくて、そのとき感じた思考はただの思考としてとらえて、自分とは距離を置くこと(脱フュージョン)が大事になってきます。イメージとしては、「あ、今、自分は怒られて悲しいと感じている」「あ、今、自分はしんどいと感じている」と感情を自分と切り離して客観的に観察する感じです。これを上手にできるようになるためにマインドフルネス(瞑想)などのトレーニングがあります。そんなわけで、認知行動療法(特に第三世代とよばれるACT)は、感情を自分の中にあるけど自分とは切り離せるものとして考えることが大事なわけです。
で結局何がいいたいかといういうと、今回、その認知行動療法の心との向き合い方を子ども達に伝えていくにあたって、心を自分の中にいるかわいいモンスターにして、上手にモンスターと友達になる方法を身につけていくというコンセプトにしてみたんです!ということを伝えたかったんです笑
ChatGPTと相談しながら、心を色やらにしてみようとかいろいろあったんですが、いいモチーフができたんじゃない!?キャラクター達も生成AIでつくってみました。肝心の中身はまだできてない・・
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