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憧れの男。
俺は子供の頃、清原が好きだった。
とんねるずの番組で男気じゃんけんしたり、リアル野球盤にでたりしていた番長清原がかっこよくて憧れだったのだ。
清原の著書『男道』も読んでいた。
正直、今も好きだ。
『中日ドラゴンズの新コーチに清原就任か!?』みたいなニュースを見るとワクワクする。
だが実際のところ、清原がプロ野球のコーチをやる可能性はかなり低いようだ。
一度でも覚せい剤をやってしまった人が普通の生活に戻るのは難しく、清原は今でも突然覚せい剤を使いたくなってしまう衝動に襲われることがあるらしい。
そんな人間がプロ野球のコーチや監督といった叩かれる仕事についてしまえばストレスでまた薬に手を出してしまう可能性もあるだろう。
弱いドラゴンズのコーチになれば尚更叩かれる。
清原もドラゴンズのことも大好きだが、清原の事を思うとドラゴンズのコーチにだけは絶対になってはいけないのである。
薬で逮捕される芸能人のニュースを見ると「なんで薬なんかやってまうの?」というのは絶対に思うことだ。
芸能人になることが夢だったのではなかったのだろうか。
わざわざその叶えた夢を手放してしまうような事をするのは本当に意味がわからない。
俺は絶対に薬や犯罪に手を出さない。
そんな誓いを立てている俺でも、もし一度手を出してしまったら戻れないほどの依存性が薬にはあるのだろうか。
薬ほどではなくても、身近なものにも依存性はある。
酒、タバコ、SEXとか。
俺もタバコを吸い始めた頃は「タバコなんかいつでも辞めれるやろ」と言っていたが、今では出先で常に喫煙所を探しているくらいには依存している。
それに若い男はみんなオナニーかSEXに夢中である。
禁煙、禁酒、オナ禁。
この程度のレベルでも中々難易度が高いのだから薬なんか一度やってしまったら殆ど辞めるのは無理なのだろう。
芸人になると決めていてよかった。
俺は好奇心旺盛なので、芸人にならない世界線なら誰かに誘われて大麻とかを吸っていた可能性だってあるはずだ。
清原だって悪い大人に唆されなければ薬をやっていなかっただろう。
何事も何か違えば自分だってその可能性があったと思って生きていかなくてはならないと思う。
だから清原は可哀想だと思うし、頑張ってほしい。
中日の番組に出るとか、試合中継の解説とかならストレスもあまり溜まらないと思うのでそういうのをやってほしい。
俺もいつかドラゴンズの試合中継にゲストとかで呼ばれるのが夢だ。
そこの解説席には山本昌さんや権藤さんがいると思うが、いつかそこで清原とも話したい。
俺も頑張るから、頑張れ清原。
おしまい。