2021年春夏の流れ: ナショナリズム
2021年春夏の流れ: ナショナリズム
・明るい色と暗い色
・甘いディテールと稀有なデザイン
・上質とおもちゃ感
・出所不明
・部屋着
・小物使い
・ナショナリズム
最後は
ナショナリズム
ちょっと重い印象かとも思うのですが、
自国のアイデンティティを見つめ直すという切り口は
以前からもありましたが
コロナ禍以降、明確に表したり
ポイント使いをするものが増えてきました。
それは、
手に取る側よりも
発信する側の意識が傾向しているようです。
1)素材
自国の素材を使う。
流通が滞ってしまった時期があって
生産者の自国での調達する率が高くなってます。
合わせて日本での縫製も増えてます。
2)スタイル
日本の着物や鎧をデザインモチーフにしたものも目につきます。
緩めのボタンなしの羽織モノなジャケットを腰紐やベルトで軽く結ぶタイプ
軽めのワンピースをキモノの着流し風に着るスタイリングもいい
3)色
ヨーロッパ的な中間色と言う方もいらっしゃいますが、
元来、日本人の色の認識は世界一。
理由はいくつかありますが、そんなことより
中間色を楽しめるようになれば
幅は広がる。
海外に出れないこともあり
しばらく鎖国っぽくなった時
自国独特のスタイリングや
モードが現れてもおかしくない。