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shinsukesugie
「斬られ役の先生」の話からの学び
2021年2月9日日経新聞朝刊の大好きな文化面に面白い記事がありました。日活の時代劇で斬られ役をしていた御年92歳の中山さんの記事だ。
たまたまなった役者の話がつづられている。お父様の家業が傾き、船乗りとして働いたあと人間魚雷の訓練を受けていた17歳の時に終戦を迎えた中山さん。
旅一座のお金を使い込んだ妹のために、返済に向かうも持参したお金が足らず、旅一座で働くことになり、舞台に上がり剣劇の面白さに目覚め、斬られ技「トンボを切る」を習得した。
ココまででもかなり劇的というか、凄い時代だなぁと思います。数行で書いているものの、物凄い物語があるのが想像できます。。。
さて話を戻します、旅一座にいた時に、日本映画の黄金期を気付いたマキノ雅弘監督と旅先で知り合い、日活へ誘われ、監督の家で居候をしながら、日活に就職。
そして「トンボを切れる」のが中山さんだけで、日活内では「斬られ役の先生」として知られることになったそうです。
そして、この記事の一番上の記事の切り抜きの内容に繋がります。
なんか、うるっときたんですよね。この部分で。
普段仕事をしていて、ああいったやり取りがあったことの嬉しさや照れくささは本当に良く分かるですよね。
仕事をすることの醍醐味と言っても良い
私には中山さんのような経験は少ないのですが、自他ともによくやったなぁと認められる仕事をしたいと強く思いました、この記事を読んで。
その為に必要なことは、しっかりと仕事と向き合うことなのだと思います。仕事というか、私の場合はお客様なのだと思いますが、お客様が必要としていることしっかりと出し続けるしかないと思っています。
いつか中山さんが三國廉太郎や嵐寛寿郎から言われたような、仕事人冥利に尽きるような言葉を私もかけて貰えるようになりたい。
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