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自分を知るってのは難しいって話
この記事はこう始まります。
あなたの周りにこんな若手社員はいないだろうか?
・失敗を認めようとせず、何でも周りのせいにする。
・いつも自分の評価が低すぎると不満を口にする。
・自分にはもっと高度な仕事を任せられるべきだと思っている。
彼らに共通するのは、自己評価と周囲の評価に大きなギャップがあることだ。それが、はた迷惑な態度や行動につながっている。
この記事によると、そうした若手社員が生まれてしまう背景には、学歴社会生んだ歪みがあると言っています。
多くはいわゆる一流大学を卒業したり、MBA(経営学修士)の資格を持ったりしている。そのため自分は優秀だと信じ込んでいる。彼らにとって学歴=能力、偏差値=「頭のよさ」なのだ。したがって、いくら間違いを周りから指摘されても、仕事ができなくても自分に問題があることを認めようとしない。なかには「頭の悪いやつにはわからない」と吐き捨てる者もいる。
私に当てはめると、一流大学でもないし、MBA持ってないし、自分が優秀って信じられたことはほとんどない。。。
それにしてもそんな感じの人って本当にいるのですかね?私自身、そういった人に一度も遭遇していないので分からないのですが、誰かに実例を聞いてみたいですね。。。
と思ったのですが、大学院修士課程のころに、似たようなことはありました。4年生で研究室に配属されたばかりの後輩は、研究室ミーティングで順番に回ってくる研究論文紹介(もちろん英語論文)で、何の準備もしないで、「辞書があれば大丈夫っす」という強者だったのですが、案の定壇上に上がるとシドロモドロだし、全く紹介という体をなしておらず、先生に激怒されて再挑戦を言い渡されて終わったことがあります。後からこう言われたのを覚えています、「できると思ったんですが、だめでした」。。。
その後しっかりと準備するようにはなりましたので、一度やらかすというのは後輩にとって良かったのだと思っています。
要は、実際に仕事をさせてみないと「優秀」かどうかわからないのである。
この実戦を通じて見ることしかないように私も思います。
責任転嫁ができない環境をつくり、自分の実力を冷静に見つめさせる
これも大切だと思っています。仕事を思い切って任せ、顧客対応をさせてみる。ここでの評価は内輪の評価ではなく、市場の評価(の一部)と同義だと思うので、そこで気付き成長するばよいが、依然と変わらずかもしれないし、挫折するかもしれない。
私個人の考えとしては、挫折するなら早い方がいい。私の話で言うと、高校生の時に模擬試験で数学6点というのを取ったことがあります。英語と生物は90点以上でした。今でこそ、良い思い出(?)ですが、その当時はかなりショックで、挫折と言っても過言ではない経験でした。。。
それがあって、しっかりと数学の勉強をしなくてはいけないという恐怖とモチベーションに繋がりましたし、英語と生物はこれを維持する程度の勉強で良いと分かりました。
この世界は色々な人がいるものなので、そうした人たちの能力をどうやって引き出して良い結果に結びつけるかは古今東西の課題なのだなと思わずにはいられません。
私は、天狗にならずに謙虚でいながらも、自分の色を出してしっかりと結果を出すというのをいつも考えています。これをしっかりとできるようになると、私は私を大人と認められると思っています。
あの模試の頃よりかは大人にはなっているとは思いますが。。。
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