サステイナブル
ブロッコリーが高いという記事を書きましたが、逆に野菜って作る手間を考えたら本当は安すぎるのではないかと思い始めてます。
消費者としては安いに越したことはないのですが、私たちが野菜に対して想定している価格が農薬散布を施した大量生産を続けていかなければ維持できない、かつ、大量生産でなければ農家の収入が維持できないとなると、
果たしてこの状態がサステイナブルなのか?
と疑問を感じながらスーパーの野菜の値段を眺めています。加えて、生産量調整のために売れる野菜を廃棄している映像を見ることもありますよね。
比較的小さなコミュニティで必要とされる分だけ作り、プラスα不作の場合に備えて不足分を確保できるルートを確保しておくというのが消費者にとっても生産者にとってもいいのではないか。
そんな仕組み作れないかなとか勝手に妄想してます。
野菜について述べましたが、肉についても同じことが言えるのではないかと思います。
牛も豚も鶏も。
鶏なんて信じられないくらいの数が生産されてますし、売れる牛肉が高いのはそれだけ生産にコストがかかるわけで、牛肉を生産する分、それに必要な穀物が必要になります。十分な栄養が取れない人たちがいる一方で牛肉のような高級品が捨てられるほど生産されているのが現実です。
私たち夫婦の子どもが30歳ぐらいになる2050年あたりにはどんなものを食べているんでしょうね。
2050年というと遥か未来のような感じかしますが、子どもが30歳と考えるとそんなに遠くない気もしますし、本気で未来について考えなければならない気にさせられます。
ブロッコリーは順調に大きく育ってます。